藤木直人:俳優デビュー30周年、フジ連ドラ初の単独主演 オファーに驚き 「素直に“マジか”でした」

連続ドラマ「最後の鑑定人」で主演を務める藤木直人さん(左)と白石麻衣さん(C)フジテレビ
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連続ドラマ「最後の鑑定人」で主演を務める藤木直人さん(左)と白石麻衣さん(C)フジテレビ

 俳優の藤木直人さんが、7月9日スタートのフジテレビ系の連続ドラマ「最後の鑑定人」(水曜午後10時)で主演を務めることが、分かった。俳優デビュー30周年を迎える藤木さんは、今作がフジテレビ系の連ドラで初の単独主演となる。藤木さんはすご腕鑑定人の土門誠を演じ、クセ強な土門を研究員として支える高倉柊子を白石麻衣さんが演じる。

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 ドラマは、岩井圭也さんの同名小説が原作。科捜研のエースとして活躍し“最後の鑑定人”と呼ばれていた主人公が、科学的アプローチを駆使して難事件を解決に導いていくサイエンス×ミステリー作品。

 藤木さん演じる土門は、元科捜研のエースで卓越した鑑定技術の持ち主。ある事件をきっかけに科捜研を退職し、現在は自ら民間鑑定所を設立し、警察や弁護士などから鑑定依頼を受けて捜査に協力している。徹底した合理主義者で、時には空気を読まない物言いで接する者を不快にさせてしまう。科捜研をやめるきっかけになった“ある事件”を機に、さらに科学と向き合っていくことになる。

 白石さんが演じる高倉は、土門鑑定所の事務員も兼任する研究員。心理学の道に進みたいと考えていて土門鑑定所は腰掛けくらいの気持ちで働いており、あわよくば転職しようと考えている。人がうそをつく行動原理に興味があるため、日頃から人のうそを見抜くクセがあり、鑑定所に訪れた依頼人にわざとまずいハーブティーを出して反応をうかがう。せっかちで物怖じしない性格から土門にたてつくことも多い。

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 ◇藤木直人さんコメント

 --オファーを受けた際の率直な思いを教えてください。

 素直に“マジか”でした。顔見知りのプロデューサーさんから“お話があるんですと”お会いしたら、今作のお話だったのでビックリしました。鑑定人という役どころは初めてなのですが、自分自身は理系人間。理系の役もこれまでたくさんやらせていただきましたので、今回も専門用語や説明せりふがたくさんあるんだろうなと思っています(笑)。俳優デビュー作はフジテレビ制作の映画だったのですが、それからちょうど30年という節目の年に、主演を任せていただけることはとても感慨深いです。

 --台本や原作を読まれていかがですか?

 理系人間としては、科学を使って事件を解決していくというストーリーはとても興味深い。原作を読ませていただくと第1話からなかなかヘビーな展開だったので、“ドラマはどうなっていくのだろう”と思ったり……。一方で原作の主人公は感情を面に出さないキャラクターでしたが、ドラマでは喜怒哀楽のある人物に仕上がっているので、エンターテインメントとして良い作品になるのではないかと思っています。

 --ドラマ初共演でバディーとなる白石さんの印象はいかがでしょうか?

 アイドルやモデルも経験されていて、バラエティー番組ではモノマネも披露されていたりとすごく芸達者な方だなという印象です。演技も確かで頼もし過ぎるので、全部お任せしたいくらいです(笑)。白石さんとは親子のような歳の差にはなりますが、表面上はあまりかみ合わないバディーを演じていくことになるので、いろいろお話しながら撮影させていただきたいです。

 --視聴者の皆様にメッセージをお願いします。

 ささいな科学的事実から謎をひもといていく爽快さを味わっていただきたい。そして、かみ合わない土門×高倉のコンビがどのように活躍していくのかぜひ注目してください!

 ◇白石麻衣さんコメント

 --オファーを受けた際の率直な思いを教えてください。

 サイエンス×ミステリー作品ということで、謎を解決していくミステリーが大好きな私としては、台本を読みながらワクワクしてしまいました。今回はうそを見抜く研究員という役どころですが、私自身も人の仕草やクセを見てしまうことが多いので、他人を観察する部分は高倉に似ているところがあるかもしれません。

 --台本や原作を読まれていかがですか?

 毎話事件を解決する土門先生の推理はもちろん、先生と高倉の軽快なせりふの掛け合いも見どころになると思います。先生との掛け合いは自分自身も楽しみながら撮影していきたいです。

 --ドラマ初共演でバディとなる藤木さんの印象はいかがでしょうか?

 私にとっては初めての役柄なのですが、そのお相手が藤木さんですごく心強いです。これから1クール一緒に撮影させていただくのが楽しみでもありますし、一生懸命藤木さんの背中を追いかけていきたいです。若干人見知りしてしまうかもしれないのですが、撮影を通じて藤木さんの素の部分を知っていけたらうれしいですし、良い部分をどんどん吸収させていただきたいです!

 --視聴者の皆様にメッセージをお願いします。

 作品のキャッチコピーに“科学は嘘をつかない”とあるように、ドラマの中でもその言葉はとても大切になっていくと思います。そして人間の“うそ”を暴いていく部分も見どころになっていくので、ご期待ください!

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