WDRプロジェクト:ドラマ「3000万」を生んだNHKの脚本チーム 第2期メンバーが決定「多彩なバックボーンをもつ才能が集まりました」

「WDRプロジェクト」の第2期メンバー(C)NHK
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「WDRプロジェクト」の第2期メンバー(C)NHK

 NHKは6月13日、脚本開発に特化したチーム「WDR(Writers’ Development Room)プロジェクト」の第2期メンバーが決定したことを発表した。公募を経て決定したメンバーが、それぞれオリジナルの企画で脚本を開発していく。開発の時点で映像化・放送が決定しているわけではいないが、シリーズドラマとして放送することを目指し、執筆活動を行うという。

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 各メンバーは、自分の企画で「パイロット脚本(シリーズドラマの第1回)」を執筆。構想段階から他のメンバーと物語を共有し、互いにアイデアを提供する「ブレスト会議」にも参加する。海外ではシリーズドラマを制作する際、複数の脚本家が「ライターズルーム」という場に集い、共同執筆することが一般的となっており、ブレスト会議がライターズルームの役割を果たす。

 第1期では10名のメンバーを選抜し、2022年10月から2023年6月まで活動。そこから生まれた企画をもとに、安達祐実さん主演の土曜ドラマ「3000万」が制作・放送された。

 第2期のメンバーに選ばれたのは、あさか友恵さん、犬飼勝哉さん、大貫ミキエさん、國吉咲貴さん、縦谷宗さん、森川真菜さんの6人。第1期から参加している名嘉友美さん、松井周氏さん、山口智之さんを含めた9人で活動していく。

 第2期のプロデューサーを務める上田明子さんは、「追加メンバーの募集開始から5カ月。WDRプロジェクトは新たに6名のメンバーを迎え、総勢9名で第2期の活動を始めます。映画、演劇、ゲーム、お笑い……今回も、多彩なバックボーンをもつ才能が集まりました。応募してくださった1297名、おひとりおひとりの熱意に感謝しながら、これから5カ月、 唯一無二の『面白い!』にたどりつくことに、チームで挑みます。ご期待ください!」とコメントを寄せた。

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