ワンピース エッグヘッド編
第1135話 父のいる海へ!ボニーが選ぶ未来
7月6日(日)放送分
小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれた日向夏さんのライトノベルが原作のテレビアニメ「薬屋のひとりごと」の第2期が、7月4日、日本テレビのアニメ枠「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」で放送された第48話「はじまり」で最終回を迎えた。おしゃべりで明るい虫好きの下女・子翠の正体が、現帝の妃で上級妃・四夫人の一人の楼蘭であり、母・神美がもくろむ謀反に従っていた。さらに、宦官とされていた壬氏の正体が明らかになる……と第2期は怒涛の展開が繰り広げられた。主人公・猫猫役の悠木碧さん、子翠と楼蘭、最終回では玉藻も演じた瀬戸麻沙美さんに「薬屋のひとりごと」への思いを聞いた。
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※7月4日放送の最終回までのネタバレを含みます。
悠木さん やり終えた!という気持ちです。
瀬戸さん 達成感がありましたよね。
悠木さん 最後が美しすぎて、この終わりをみんなで迎えられた達成感がありつつ、寂しさもあります。続編も発表されましたが、原作通りにいくとしたら、そこに子翠がいないわけですし、切なさと寂しさがあるんです。でも、みんなですごくいいものを作った!という気持ちもあって。
瀬戸さん すごくうれしいです。薬屋のハッシュダグでの感想を見ていても、ファンの皆さんの思いが伝わってきていました。
悠木さん そうそう。母の友人から反響があったり。
瀬戸さん 私の母も見ていて、母の友人も見てくれていました。
悠木さん いろいろな人に見ていただいていて、反響が自然に耳に届くうれしさがありました。
瀬戸さん 玉藻は子翠だと思っていました。子翠は、楼蘭の本質であり、自分はこう生きたかったという姿だと思います。戦いも終わり、命がつながり、どう生きていくか?となった時、子翠であった時の心持ちで生きていくんだろうと感じていました。多分、この後にみんなに会えることはなくて、それぞれが生きていくけど、どこかでつながっている。新たな人生であって、最後に晴れやかな気持ちを乗せたいと思っていました。
悠木さん すごく爽やかなんです。玉藻前(妖狐の化身)とリンクさせていて、彼女が日本に渡って、世を騒がせる存在になっているのかも……などと勝手に想像していました。
瀬戸さん あおさんに玉藻前の話を聞いて、私もいろいろ調べました。狐というところも楼蘭とつながるんですよね。
悠木さん 掛け合いがすごく楽しかったんです。元々、瀬戸ちゃんとはいろいろな現場でお世話になっていたので、信頼感がありました。原作を読んだ時、子翠、楼蘭をどうやってお芝居でつなげるんだろう?と思っていたのですが、瀬戸ちゃんが演じると聞いた時、なるほど!と思ったんです。子翠の少しトリッキーな部分、楼蘭の賢い部分が同居していて、シームレスに演じられる人は、この業界に瀬戸ちゃんしかいません。収録が始まると、想像していた楼蘭よりもずっと迫力がありました。あの迫力が好きです。子翠からミリ単位で見える迫力もすごくて、加減が絶妙なんです。いいお芝居を見せていただけると気持ちがいいんです。すごく楽しくて、猫猫はダウナーでテンションを上げてはいけないキャラクターですが、私個人としてテンションが上がっていました。今、すごくいい掛け合いができている!って。
瀬戸さん うれしいです。あおさんは元々、すごく器用で、何でもできる人だとずっと思っていて。本当にいろいろな役を演じられていますが、その中でも猫猫は本当にぴったりで、ハマり役なんです。ハマり役というのは、私の中ですごくポジティブな言葉で、役者人生の中でハマり役に出会えることはなかなかないのですが、あおさんが演じられる猫猫はすごくしっくりくるんです。第2期では、第1期の時よりも、現場で拝見する機会が多くて、ありがたいことに掛け合いも多く、やっぱりすごい!となっていました。セリフ量が多く、しかもほぼモノローグです。台本を読む時、自分だったら猫猫をどう演じるだろう?と考えていたのですが、現場に行く度に、これが正解なんだ!と気付かされていました。
瀬戸さん そうなんです。第46話で、猫猫が子翠を止めようとするシーンで、猫猫がいつもは出さない表情を見せるところもすごく楽しかったです。あおさんへの信頼があるからこそ、ついていこう!という気持ちがありましたし、そこまで収録を重ねてきたので、あおさんを猫猫として見ていました。収録はセリフがかぶってはいけないなどいろいろ考えることがあるのですが、自然に言葉が出てきました。あの空気感を止めずに収録できたことがうれしかったです。これまでも共演させていただきましたが、「薬屋」でご一緒できたことが本当にうれしかったです。
悠木さん 役者、特に声優は、台本と絵をつなげたいけど、つながらない部分をつなげて、違和感なく見てもらう役割があると思います。その隙間みたいなものをキレイに埋めることで、違和感なく物語に没入してもらえる。「薬屋のひとりごと」はそういう隙間がそもそも少ないのですが、第46話はそこがキレイに埋まったように感じました。
瀬戸さん あえて空けた間も、後から絵で合わせていただいたんですよね。
悠木さん 第45話で、猫猫が「子翠」と呼びかけて「なあに?」と返すシーンの間ですよね。元々、間はあったのですが、瀬戸ちゃんの芝居に間を合わせているんです。猫猫はモノローグとセリフを繰り返すので、かぶりそうになるのですが、どうしてもかぶる時以外は、皆さんと一緒にやらせてもらっています。音響のスタッフの方の技術もすごいんです。気持ちよくお芝居させていただけたことも楽しかったです。
悠木さん ありとあらゆるセクションの方がしっかり整理しながら作っているからなんです。解像度が高くて、本当にすごいんです。
瀬戸さん 原作の通り次の物語が描かれるとは誰も言っていないですし、私たちもどうなるか知らないんです。第2期の終わりが美しかっただけに、複雑な気持ちもあったり。
悠木さん 「玉藻のひとりごと」が始まるかもしれないですし(笑)。第1期も素晴らしかったので、第2期が始まる前にもハードルが高くなっていると思っていましたが、続編となると、またハードルが高くなっていますよね。どうしたら皆さんにより喜んでいただけるかをいっぱい考えています。そのくらい私たちも作品が好きだし、皆さんが温めてくださった熱を逃さずに進んでいきたいです。どのような形になるかはまだ我々も分かりませんが、第2期よりも続編がよいものになるように頑張っています。全てのセクションの方が熱を持っていますし、これからもさまざまな施策を準備しています。いろいろなところのイベントに行きますし、いろいろなコラボも待っています。原作も読んで、この先の展開を楽しみにしていてください!
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