Snow Man深澤辰哉:眼鏡は伏線!? 「ただのアイテムではないんです」 ドラマ「誘拐の日」インタビュー

連続ドラマ「誘拐の日」に出演している深澤辰哉さん=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「誘拐の日」に出演している深澤辰哉さん=テレビ朝日提供

 テレビ朝日系の連続ドラマ「誘拐の日」(火曜午後9時)に出演している人気グループ「Snow Man」の深澤辰哉さん。トップアイドルとして活躍する一方、昨年の話題作「わたしの宝物」(フジテレビ系)などに出演して俳優としてのキャリアを積んできた。今作では、黒髪にイメチェンし、眼鏡をかけて、初めての弁護士役に挑戦している。深澤さんに役作りについて話を聞くと、眼鏡の“秘密”を語った。

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 韓国で話題になった同名ドラマ(2023年)が原作。主演の斎藤工さん演じる心優しきマヌケな誘拐犯・新庄政宗と、永尾柚乃ちゃんが演じる記憶喪失の天才少女・七瀬凛が正体不明の男たちに追われながら逃亡劇を繰り広げる。

 深澤さんが演じるのは、かつて凛の家に出入りしていた元家庭教師で、現在は弁護士として働く山崎忠(やまざき・ただし)。常に冷静沈着、淡々としていて、腹の内を見せない。新庄と凛の運命を左右するキーパーソンだ。

 初めての弁護士役で、役作りで意識しているのは「姿勢」だと言う。「弁護士さんは姿勢がピシッと伸びているイメージなのですが、普段の僕は猫背なので姿勢を正すのが普段は苦手(笑)。お芝居で無理をしているのが伝わらないように、なるべく自然に背筋を伸ばすことを意識しました。少しでも自然体で良い姿勢になれるように、整体にも行きました。そのおかげか、今のところ監督から姿勢について注意はされていません(笑)」

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 ビジュアル面では、眼鏡を取り入れた。「自分は普段(バラエティー番組で)ふざけているイメージがあると思うので、少しでも“弁護士さんらしさ”を見せたかった。姿勢や言葉でももちろんですが、身なりの面でも眼鏡をかけていると仕事できそうじゃないですか? でも眼鏡はクールで仕事ができるアイテムとして使っていると思いきや、意外と重要なんですよ。ネタバレになるのでここまでしかいえないですけど(笑)。まさかねっていう……ただのアイテムではないんです」

 「自分からは最も遠い職業」と話した弁護士役。最初は気負いがあったが、深川栄洋監督の言葉に救われたと明かす。「『深澤君が思う弁護士を演じるのを一回忘れて、山崎としてどう思うのかを考えて演じてみて』とアドバイスをいただきました。せりふが難しくてプレッシャーもあったのですが、その言葉でどこか肩の力が抜けて、お芝居がやりやすくなりました」

 また、深川監督からは「それぞれが今までしたことのないお芝居に挑戦しよう」と言われた。「あるとても重要なシーンで、自分の中ではすごく気持ち悪い姿勢でせりふを言ってしまったんです。間違えたかな?と思ったら、監督は『それ!』とOKをくれて。自分が思う気持ち良い姿勢ではなく、気持ち悪い姿勢で言った方がナチュラルなんだろうなって。日々、新しい表現の仕方をこの現場で学ばせてもらえています」

 周りは主演の斎藤さんをはじめ、“天才子役”と話題の柚乃ちゃん、江口洋介さん、長谷川初範さんと実力派ばかり。「本読みの時に、これはやばいとこに来ちゃったなって思いました……でも一つ一つ、楽しく学びながら頑張りたいです」と力強く語った。

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