べらぼう:寺田心“賢丸”の成長した姿 井上祐貴“松平定信”扮装写真公開 幕府再建託され、「寛政の改革」断行

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で松平定信を演じる井上祐貴さん (C)NHK
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で松平定信を演じる井上祐貴さん (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)で、松平定信を演じる井上祐貴さんの扮装写真がこのほど、公開された。

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 松平定信は、財政難と風紀の乱れに直面する幕府の再建を託され、11代将軍・徳川家斉(城桧吏さん)の下で老中首座に就任。田沼意次(渡辺謙さん)の華やかな商業重視政策とは対照的に、倹約の徹底、農村復興、風紀の粛正、朱子学の奨励など「寛政の改革」を断行。町人文化にも厳しく、洒落本や黄表紙の出版統制を強化。蔦重(横浜流星さん)の出版活動にも大きな影響を及ぼす。

 井上さんは、田安賢丸に扮(ふん)した寺田心さんから役を引き継ぎ、第29回(8月3日放送予定)以降に登場するという。

 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

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