べらぼう:第29回視聴率8.8% 蔦重「これが俺の仇討ち」 劇中劇で「江戸生艶気樺焼」実写化

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のロゴ (C)NHK
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のロゴ (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第29回「江戸生蔦屋仇討」が、8月3日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯8.8%、個人5.2%だったことが分かった。

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 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

 第29回では、蔦重(横浜さん)は政演(古川雄大さん)が持ち込んだ“手拭いの男”の絵を使った黄表紙を作りたいと戯作者や絵師たちに提案する。そこに鶴屋(風間俊介さん)が現れ、大当たりを出すなら、京伝先生(政演)を貸すと申し出る。政演は草稿を考え始める。

 後半、呪い疲れて、すっかりやつれてしまった誰袖(福原遥さん)に、蔦重は「これが俺の仇討ちだ」と言って完成した黄表紙「江戸生艶気樺焼」を差し出す。

 そして蔦重が、主人公・仇気屋艶次郎の物語を誰袖に読み聞かせ始めると、再現ドラマ=劇中劇がスタート。政演や恋川春町(岡山天音さん)、朋誠堂喜三二(尾美としのりさん)をはじめ、蔦重の仲間たちが次々と登場する劇は約10分間にわたって繰り広げられ、終わる頃には誰袖も笑顔を取り戻し……と展開した。

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