妻夫木聡:競馬の世界が舞台 10月期日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」で主演 「撮影がとにかく楽しみ」

10月期のTBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」で主演を務める妻夫木聡さん(C)TBSスパークル/TBS
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10月期のTBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」で主演を務める妻夫木聡さん(C)TBSスパークル/TBS

 俳優の妻夫木聡さんが、10月期のTBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(日曜午後9時)で主演を務めることが明らかになった。競馬の世界を舞台に、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく人間と競走馬の20年にわたる壮大なストーリーを描く。

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 原作は早見和真さんの同名小説で、妻夫木さんは、税理士の栗須栄治(くりす・えいじ)を演じる。税理士事務所を営む父のことを尊敬してきた栗須だが、あることをきっかけに税理士としての挫折を味わい希望を見出せなくなってしまう。そんな中、馬主である山王耕造(さんのう・こうぞう)との出会いにより、突然止まってしまった人生が大きく動き出すことに……というストーリー。

 演出は、映画「ラストマイル」(2024年)や「グランメゾン・パリ」(2024年)などの映画作品の監督も務めている塚原あゆ子さん。撮影はJRA(日本中央競馬会)の全面協力で、実際の競馬場で撮影される迫力満点の映像も見どころになる。

 ◇妻夫木聡さんコメント

 この物語は馬と人間の継承の物語で、そんな壮大なお話をドラマでじっくり表現できるというのが本当に嬉しかったです。あと、原作者の早見さんとはもともと仲良くさせていただいていて、早見さんからも「ぜひこの栗須という役を演じてほしい」と言っていただき、必要とされることが役者にとって幸せな瞬間なので、とても嬉しかったです。

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 これだけ愛や希望が詰まった作品というのはなかなかないので、このファミリーの一員としてドラマに携われることが本当に光栄ですし、撮影がとにかく楽しみです。どの時代でも、受け継がれていく未来への希望というものがあります。何を想い、次の世代に託していくのか。みなさんもその生き証人として、感動に満ちた瞬間を見守っていてほしいです。きっと皆さんの中に秘められた情熱というものを呼び起こしてくれると、僕は確信しています。

 ◇プロデュース・加藤章一さんコメント

 このドラマは競馬に関わる人間たちの、夢と情熱に溢れた20年間の物語です。先行きの見えない不安や、生きづらさを抱える方たちが多いと言われる昨今、「夢」を思い描いたり、語ることさえも難しくなっていると感じています。

 このドラマの主人公たちは競走馬に大きな「夢」をのせて、さまざまな困難に立ち向かっていきます。超えられない壁にぶつかった時は、「家族や仲間たちとの絆」「人と人とのつながり」を力に変えて、立ち向かっていきます。

 この作品も「人と人とのつながり」から生まれました。早見先生の素晴らしい原作との出会いや、妻夫木さんはじめすてきな出演者の皆様、頼りがいのあるスタッフたちは、これまでのつながりがきっかけで集まってくれました。

 またJRAさんはもとより、馬主さん、調教師さん、ジョッキーさんなど競馬関係者の皆様には、人のつながりから始まって、今回多大なご協力をいただいています。恥ずかしがらずに「夢」を語れる、そんなきっかけになるようなドラマを日曜日の夜にお届けします。

 ◇演出・塚原あゆ子さんコメント

 愛情と生命力にあふれた熱狂を、妻夫木さんはじめ、素晴らしいキャストと共にお届けします。原作の持つ壮大な世界観をどう表現できるのか、スタッフ一同、頭を悩ませていますが、競馬関係者の皆様のご協力を支えに、美しい北海道の風景と新しい映像体験を全力で目指していきます。2025年秋、ぜひ、ご覧ください!

 ◇原作・早見和真さんコメント

 以前から「ザ・ロイヤルファミリー」が映像化されるとしたら、枠は「日曜劇場」しかないと思っていました。とんでもない脚本ができています。心からワクワクするキャスト、スタッフが集まっています。「楽しみにしています」と放り投げるつもりはありません。僕も“原作班”の一人として、素晴らしいドラマをお届けできるよう関わり続けたいと思っています。

ドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」相関図公開! 競馬の世界が舞台 妻夫木聡主演「撮影がとにかく楽しみ」

ドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」相関図 (C)TBSスパークル/TBS
ドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」相関図 (C)TBSスパークル/TBS
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