オモウマい店:食材計量徹底の理由 「味付け、量がちょうど良い」「無駄に作ったり食べたりしなくて済む」 山口・下関

8月19日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「冷やし中華」(350円)=中京テレビ提供
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8月19日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「冷やし中華」(350円)=中京テレビ提供

 想像を超える“びっくりなお店”を紹介するバラエティー番組「ヒューマングルメンタリー  オモウマい店」(中京テレビ・日本テレビ系、火曜午後7時)。8月19日の放送は「一番おいしいと思うものをお客さんに提供したい」と徹底的に食材の分量にこだわる山口県下関市の食堂を紹介する。

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 テレビ初取材の食堂。店内には和洋中を問わないメニューが取りそろえられている。中でも麺類は多彩で「香味中華そば」(250円)は、愛知県産の高級たまりしょうゆをベースに、ニンニク風味のごま油、食べるラー油などで味つけしたもの。

 「おいしい。タレが」と客が絶賛する 「冷やし中華」(350円)は、1本分のキュウリと、かんきつ果汁が入った自家製ダレが決め手となっている。ほかにも、2種のオリーブオイルを使い、蒸した玉ネギとしめじ、カッペリーニを和えた「ペペロンチーノ」(250円)や、白だしを使った「かけうどん」(150円)などがある。

 価格は安く、2人組の客は、アルコールも含めた全11品で1750円。ウイスキー、焼酎といったアルコール類は100円で提供。7品頼んで1200円だった3人組の客も「うそやろって感じよね」と驚きを隠せない。

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 味と価格のほかにも店の大きな特徴が、その調理法。すべての材料をひとつひとつ計量器に乗せ、しっかり規定の量で調理する。調味料や米を炊く水、ドリンクなども目分量ではなく、計量器を毎回使用する。店主は、米用の計量カップを「信用できない」と使わない。「表示されている量と重さが違う」と、既製品やパックの肉類なども量り直す。ここまで正しい分量にこだわる理由はシンプルで「量って作ると味付けとか量がちょうど良くなる。無駄に作ったり食べたりしなくても済む」と店主は力説する。

 創業から2年、店主は新たなチャレンジとして移転を決断した。19店舗がしのぎを削る横丁内の激戦区に出店するという。値上げも行うそうだが、それでも「中華そば」400円、「ドライカレー」350円で提供する予定だ。そんな味と価格、そして計量にこだわる店主の最終目標とは。

 番組MCは、タレントのヒロミさん、進行はお笑いトリオ「バイきんぐ」の小峠英二さん。ゲストに、お笑いコンビ「シソンヌ」の長谷川忍さん、人気グループ「JO1」の白岩瑠姫さん、同「櫻坂46」の大園玲さん、中嶋優月さんが出演する。

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