あんぱん:ベテラン俳優が初登場も「これで退場?」 “毒舌連発”佳保の祖父役に視聴者騒然「こんな名優を…」「なんて贅沢なキャスティング」

連続テレビ小説「あんぱん」第109回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第109回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第109回が8月28日に放送され、嵩(北村匠海さん)にファンレターを送った毒舌な少女・中里佳保(永瀬ゆずなちゃん)の祖父・砂男を演じたベテラン俳優に、視聴者の注目が集まった。

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 第109回では、嵩にファンレターをくれた小学4年生の佳保が、祖父の砂男(浅野和之さん)と柳井家にやってくる。笑顔で迎えるのぶ(今田さん)と嵩だったが、佳保は「家がボロ」などと毒舌を連発し、2人をタジタジにさせた。

 のぶがあんぱんを振る舞うと、佳保は「私、いらない」と拒否。砂男が「どうしてだい? あんぱん、好きじゃないか」と言うと、佳保は「だって……お客さんが来たのに、ケーキとかじゃなくてあんぱん出すんだよ? お金なくて大変なんだよ、きっと」と言い放つ。砂男は笑いながら「優しい子だなあ、佳保は。わしも遠慮しとこう」と言い、のぶと嵩は苦笑いした。

 佳保が「あんぱんを配る太ったおじさん」のイラストに興味を示すと、嵩は「それも売れなかったんだ。ケチョンケチョンに言われて」と明かす。すると砂男が「ああ~、でしょうなあ」とつぶやき、嵩は絶句した。

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 佳保がのぶに連れられてトイレに向かうと、砂男は嵩に「すみません。うちの孫はどうにも正直すぎるというか。誰に似たんだか」と謝罪。嵩が「おじい様に似たんでしょうね」と返すと、砂男は「そうか。私か。ハハハ!」と笑った。

 砂男を演じたのは、俳優の浅野和之さん。1987年に野田秀樹さん主宰の劇団「夢の遊眠社」に入団し、1992年に同劇団解散後は、テレビドラマのバイプレーヤーとして多数の作品に出演。三谷幸喜さんが手がける作品の常連俳優としても知られ、2022年度の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、北条義時(小栗旬さん)の祖父・伊東祐親役を演じた。

 SNSでは「これで退場マジで?」「なんて贅沢(ぜいたく)なキャスティング」「こんな名優をちょろっとした役で」「イブシ銀の存在感」「ええ芝居しはるわ……」「浅野和之が出ててびっくり。すごい役者さんなのにちょっとしか出ないのもったいない」といった声が上がっていた。

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