違国日記:テレビアニメが2026年1月スタート 沢城みゆき、森風子出演

アニメ「違国日記」のビジュアル(c)ヤマシタトモコ・祥伝社/アニメ「違国日記」製作委員会
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アニメ「違国日記」のビジュアル(c)ヤマシタトモコ・祥伝社/アニメ「違国日記」製作委員会

 ヤマシタトモコさんの人気マンガが原作のテレビアニメ「違国日記」が2026年1月からABCテレビ、TOKYO MX、BS朝日で放送されることが明らかになった。沢城みゆきさんが人見知りな小説家・高代槙生、森風子さんがそのめいの少女・田汲朝を演じることが発表され、キービジュアル第1弾とPV第1弾も公開された。

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 沢城さんは「なんとか原作から香りたつままの槙生を、限りなく肉声でも継承できないかと集中しましたが……、かつて中学生の女の子と暮らしたことがあったなぁ、と言うような、まるで自らの人生の中に起きたことのように、“朝”を、『違国日記』の収録を思い返します。私は、他者である槙生の言葉をちゃんと口にできていたでしょうか。彼女の砂漠に起立できていたでしょうか。絵と音楽と手を携えて皆様にお会いできる日を、期待と不安いっぱいで静かに待っているところです」とコメント。

 森さんは「私事ですが、『違国日記』はアニメのオーディションで初めてお役をいただいた作品です。原作を読んで私が一番に思ったことは『槙生ちゃんに会いたい!』でした。朝としてこの作品に関わることで、その願いを間接的にかなえることができて、とてもうれしく思います。拙い私を支えてくださった皆さんに、心から感謝しています。『違国日記』は、人が人に心を掛ける、その難しさと尊さに気付かせてくれる作品です。私が心打たれたものが、少しでも皆様に伝わればと思いながら演じさせていただきました。この作品が、心に砂漠を持つ人のオアシスとなれますように祈っています。アニメ『違国日記』、お楽しみいただければ幸いです」と話している。

 アニメを手掛ける大城美幸監督は「この作品が好きなのでアニメ化したいと声を上げてからかなりの時間が経ってしまいましたが、ようやくかなえることができそうです。原作の読後感を大切にしつつ、アニメならではの『違国日記』を表現してみました。素敵な声と音楽と共に楽しんでもらえたらうれしいです」とコメントを寄せている。

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 「違国日記」は「FEEL YOUNG」(祥伝社)で2017~23年に連載されたマンガ。人見知りな小説家・高代槙生と、そのめいで両親を事故でなくした少女・田汲朝の同居生活を描いている。「マンガ大賞2019」で4位、「このマンガがすごい!2024」のオンナ編の5位、「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2023」のコミックランキングの1位などに選ばれ、俳優の新垣結衣さん、早瀬憩さん主演で実写映画化されたことも話題になった。

 ※スタッフ(敬称略)

 監督:大城美幸▽構成・脚本:喜安浩平▽キャラクターデザイン:羽山賢二▽サブキャラクターデザイン:川村敏江▽プロップ設定:狩野都▽衣装設定:相澤楓▽美術:高橋依里子▽色彩設計:田中美穂▽撮影:並木 智▽編集:関一彦▽音響監督:大森貴弘▽音楽:牛尾憲輔▽アニメーション制作:朱夏

 ※キャスト(敬称略)

 高代槙生:沢城みゆき▽田汲朝:森風子

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