ながたんと青と-いちかの料理帖-:門脇麦&作間龍斗のグルメラブストーリー続編決定 来春に放送

「連続ドラマW-30『ながたんと青と -いちかの料理帖-2』」のビジュアル=WOWOW提供
1 / 4
「連続ドラマW-30『ながたんと青と -いちかの料理帖-2』」のビジュアル=WOWOW提供

 門脇麦さん主演、「HiHi Jets(当時)」の作間龍斗さんの共演で、戦後の京都を舞台にしたグルメラブストーリーとして2023年に放送された連続ドラマ「ながたんと青と -いちかの料理帖-」(WOWOW)の続編「連続ドラマW-30『ながたんと青と -いちかの料理帖-2』」が2026年春に放送・配信されることが明らかになった。

あなたにオススメ

 ドラマは、磯谷友紀さんの同名マンガ(講談社)が原作。戦後間もない京都を舞台に、門脇さん演じる主人公の料理人・桑乃木いち日が経営難の実家の料亭「桑乃木」存続のため、作間さん演じる大阪の老舗ホテル経営者の三男・山口周と政略結婚したことから始まるグルメラブストーリー。15歳の年の差夫婦のもどかしい恋模様やいち日の“見た目もおいしい料理”が話題を呼んだ。

 前作は、望まぬ結婚で出会った2人が次第に心を通わせ、本物の夫婦となるまでが描かれた。今回の続編はその直後から始まり、夫婦のもとに“新たな家族”がやってくるほか、山口家の次男で周の兄である栄の登場を機に、経営難から脱却し始めた「桑乃木」に再び試練が訪れる……というストーリー。前作に引き続き松本壮史監督をメインに東映京都作品で監督を務めてきた市岡歩さんも参加。脚本は川﨑いづみさん、料理監修は大原千鶴さんが続投する。

 門脇さんは「続編制作の可能性があると聞いてから結構時間が経っていたこともあり、念願叶って制作が決定したと聞いた時はすごくうれしかったです」とコメント。作間さんも「2人が夫婦になっていくことを描いた前作から、今作は家族になっていくことがテーマの一つです。悩みながら成長していく2人を見守っていただけたらと思います」と思いを語っている。

- 広告 -

 ◇原作:磯谷友紀さん

 「ながたんと青と」のドラマ、シーズン2の決定うれしいです! シーズン1を視聴した時は丁寧に作り込まれたあまりに美しい映像に、何度も涙を流した覚えがあります。漫画描いててよかったなと思った瞬間でした。

 それから約3年…シーズン2の脚本は要素が多かったので、たくさん打ち合わせや擦り合わせをさせていただきました。感謝。脚本の力で胸熱シーンが盛りだくさんです! また撮影を見学させていただいた時に素晴らしいセットや美術の数々に感動しました。大原先生のお料理もほんとにおいしくてきれいで。

 今回もいち日、周をはじめ新たな登場人物も加わり、素敵な俳優さんたちの演技をこの映像の中で観られると思うととても楽しみです。書き切れない…どうか皆様にも放送を楽しみにしていただけたらと思います!

 ◇門脇麦さんのコメント

 続編制作の可能性があると聞いてから結構時間が経っていたこともあり、念願叶って制作が決定したと聞いた時はすごくうれしかったです。当時と同じスタッフさんも多いので、3年が経ったと思えないほどすんなりと現場に入れましたが、相変わらず京都弁とは日々格闘しています。

 シーズン1では、2人がまだぎくしゃくしているところからスタートし、だんだん寄り添いあっていくという物語でしたが、シーズン2では信頼関係が既にある上で、そこから家族になっていくという点が、シーズン1と比べると一番の変化かなと日々演じる上で感じていました。

 シーズン2は、2人のもとに新しい家族がやってくることで、2人の関係性が夫婦や経営者としてのパートナーから、“家族”になっていくところが一番の見どころ。そしてシーズン1に引き続きおいしいお料理と、胸がじんわり温かくなるエピソードがてんこ盛りですので、お腹を空かせて見てほしいなと思います。

 ◇作間龍斗さん(ACEes)のコメント

 続編が決定した時は、「また京都に行けるんだ!」と、人生の夏休みが来た感じで(笑)、すごくうれしかったです。門脇さんと「いい意味でも悪い意味でも全然変わらないね」という話をしたくらいお互いに変化がなかったので、シーズン1とのつながりという部分ではよかったのかなと。2人でのお芝居も、あうんの呼吸のようなものがすごく自然にできたかなと思います。

 シーズン2では新しいキャラクターがたくさん出てくるし、シーズン1よりテンポ感も速くて。いち日と周の遠距離恋愛のような展開もあり、相変わらず“年の差”という壁もあるので、絶妙に不器用でもどかしい2人の恋模様を、視聴者の方に引き続きお楽しみいただけると思います。周のいち日への愛情も増えているので、シーズン1では考えられなかった周の年相応な姿も見られるかと。原作ファンの方にはもちろん見ていただきたいですし、シーズン1を見ていない方にはぜひこの機会にご覧いただいて、引き続きシーズン2もお楽しみいただけたらうれしいです。

 ◇松本壮史監督のコメント

 前作から約3年、「ながたんと青と」の世界をまたみんなで紡ぐことが出来てとてもうれしいです。

 門脇麦さんは相変わらず真ん中で輝きながら作品を引っ張ってくれました。持ち前の明るさとアイデアに何度助けられたか分かりません。作間龍斗さんはどっしりと安定感のある俳優になられていて頼もしい限りでした(話すとあまり変わらない)。

 2人が夫婦になっていくことを描いた前作から、今作は家族になっていくことがテーマの一つです。悩みながら成長していく2人を見守っていただけたらと思います。前作からお馴染みのあの人もあの人も元気に登場しますし、一癖も二癖もある新たなキャラクターたちにも注目して欲しいです。お楽しみに!

写真を見る全 4 枚

テレビ 最新記事