オモウマい店:「見たら覚える」店主、画像で頭にアーカイブ 魚介類中心で、フライ系も充実の定食あれこれ和食屋

9月16日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「刺身盛り合わせと富士桜ポークとんかつ定食」(3500円、ランチ価格)=中京テレビ提供
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9月16日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「刺身盛り合わせと富士桜ポークとんかつ定食」(3500円、ランチ価格)=中京テレビ提供

 想像を超える“びっくりなお店”を紹介するバラエティー番組「ヒューマングルメンタリー  オモウマい店」(中京テレビ・日本テレビ系、火曜午後7時)。9月16日の放送は、ボリュームのある定食が人気の和食屋を紹介する。

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 店は、東京都目黒区の東急大岡山駅からほど近く、新鮮な魚介類を中心に定食を楽しめる。代表格の「刺身盛り合わせと富士桜ポークとんかつ定食」(3500円、ランチ価格)は、高級カンパチ、ノルウェー産トロサーモン、本マグロ(中トロ)などネタ5、6種の刺し盛りと、甲州富士桜ポークのとんかつをセットでいただく。

 とんかつは約250~300グラムと大きく、衣には神奈川県産のブランド卵を使用。揚げてから3~4分蒸らす手間が美味しさのポイントとなっている。さらに卵焼き、きんぴらごぼうなど自家製の日替わり小鉢4種、魚のアラ汁が付く。魚の味はもちろんだが、客が「最初に食べた時電撃が走った」と驚いたとんかつも評判だ。

 ノルウェー産銀だらを使った「銀だら定食」(2090円、同)は、ザラメ・ショウガ湯を使ったしょうゆベースのタレに漬け込んだダイコンと、その煮汁の倍の濃さのタレに絡めた銀だらの煮付けを楽しめる。真っ黒にタレの染み込んだダイコンは甘みが強く「大根だけでごはん一杯いけちゃう」と若いお客さんも絶賛する。

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 さらに、銀だら定食に刺し盛りが付く「九絵定食」(2200円、同)はお得。ほかにも、エビ2匹をくっつけて揚げた「エビフライ定食」(2000円)、注文を受けてからさばく「あじフライ定食」(1760円、同)など、フライ系も充実している。

 店は、料理全般を担当する70代の店主と、時に店主に厳しいツッコミを入れる奥様、そして息子を中心に営業する。17歳で寿司屋の出前持ちから始めた店主の特技は「見たら覚える」こと。料理はすべて独学で、職人の技を観察し、作り方を「画像として記憶している」そうだ。そんな父を、息子は「本物の天才だろうね」と評する。

 また、営業中も暇さえあれば掃除を忘れず、常に清潔を保つ店内もこだわりのひとつ。料理にも、そして清掃にもきっちりと手間をかけるのは「基本でしょ。きれいな所で食べたいと思うでしょ」と、店主。店を選んでくれたお客さんに対し、常に100%の状態で応える店だ。

 番組MCは、タレントのヒロミさん、進行はお笑いトリオ「バイきんぐ」の小峠英二さん。ゲストに、タレントの小倉優子さん、福留光帆さん、お笑いトリオ「3時のヒロイン」が登場する。

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