べらぼう:第35回視聴率7.8% 「それは蔦屋の運命の分かれ目」→糸が切れた凧落下の不穏エンド

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のロゴ (C)NHK
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のロゴ (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第35回「間違凧文武二道(まちがいだこぶんぶのふたみち)」が、9月14日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯7.8%、個人4.5%だったことが分かった。

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 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

 第35回では、定信(井上祐貴さん)の政を茶化した「文武二道万石通(ぶんぶにどうまんごくどおし)」。しかし、これを目にした定信は勘違いをし、逆に改革が勢いづく結果となり、蔦重(横浜さん)は複雑な気持ちになる。そんな中、読売で、定信が将軍補佐になったことを知る。

 歌麿(染谷将太さん)は、かつて廃寺で絵を拾い集めてくれたきよ(藤間さん)と再会し、心に変化が生まれる。江戸城では、家斉(城桧吏さん)が大奥の女中との間に子をもうけ……と展開した。

 同回のラストでは、語りの綾瀬はるかさんの声で「そして天明改まり寛政元年。越中守様へのさらなる皮肉を込めた『鸚鵡返文武二道(おうむがえしぶんぶのふたみち)』が完成。それは蔦屋の運命の分かれ目となるのです」と説明されると、何かを象徴するかのように糸が切れた凧が落下するという不穏な展開だった。

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