藤井風:「お父ちゃんがずっと目指していた夢でもあった」音楽への思い明かす 親離れ辛く上京時に号泣 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した藤井風さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した藤井風さん=テレビ朝日提供

 シンガー・ソングライターの藤井風さんが、9月8日放送の黒柳徹子さんの長寿番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に初出演。ピアノを始めたきっかけや、上京したときのエピソードを語った。

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 岡山県里庄町出身の藤井さん。ピアノカバー動画をYouTubeに投稿したことがきっかけで、2020年にデビューした。音楽性と歌に込めたメッセージ性で注目され、またたく間に世界中でファンを獲得。国際的なアーティストへの道を一気に駆け上がった。

 4人きょうだいの末っ子として育った藤井さん。3歳からピアノをはじめ、幼稚園に行っている時間以外はすべてピアノを弾いていた。「お父さんがすごく熱心な人でした。(ピアノを弾いているときに)みんな遊んでいるのにな、と思うときはありましたけど、ピアノ自体が嫌になることはなかった」と明かした。

 「ミュージシャンというのが、お父ちゃんがずっと目指していた夢でもあった。その夢を引き継いだ、みたいな」と藤井さん。父親からは「お願いするんじゃなくて(お願い)される方になりなさい」と教わり「求められる人になろう」と努力を重ねた。

 20歳で上京した際は号泣した。「なんでこんなに泣けてくるんだろうと。やっぱり親が大好きなので、親と離れるのが寂しかった。あと地元のみんなも」と語った。

 どんなときでも音楽を聴いているという藤井さん。「いろいろ知らないのも聴こうとして。新しい曲を探そうとしています。まだ知らない世界に出会いたいなと思っています」と音楽への尽きぬ思いを述べた。

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