津田健次郎:「べらぼう」で大河ドラマ初出演 “異才の戯作者”曲亭馬琴役に「ワクワクしております」

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で滝沢瑣吉(後の曲亭馬琴)を演じる津田健次郎さん
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で滝沢瑣吉(後の曲亭馬琴)を演じる津田健次郎さん

 声優で俳優の津田健次郎さんが、横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)に出演することが9月15日、明らかになった。滝沢瑣吉(後の曲亭馬琴)を演じる。津田さんが大河ドラマに出演するのは初で、「大河ドラマに初めて出演させていただくことになり、とても光栄です」と話している。

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 津田さん演じる滝沢瑣吉(後の曲亭馬琴)は、北尾政演/山東京伝(古川雄大さん)の紹介で、しばらくの間、蔦重の耕書堂に手代として世話になることに。そこで働く傍ら、戯作者として黄表紙の執筆を始める。蔦重は新たな才能を競わせようと、勝川春朗(くっきー!さん)とのコンビを組ませるが……。史実では、28年もの歳月を費やして伝奇小説「南総里見八犬伝」を完成させ、その愛読者は近代にまで及ぶ。

 「江戸の大ベストセラー『南総里見八犬伝』を書いた、異才の戯作者」だ。

 津田さんは「瑣吉という個性の強い役を演じさせていただくことに、江戸の偉人たちと交わって物語をつむいでいくことにワクワクしております。先ずは瑣吉を、掘り下げ、広げ、魅力的な人物に立ち上げられるように頭と体を回転させていこうと思います。王道を大切にしながら、脇にも逸れ、行ったり来たり七転八倒しながら『べらぼう』の世界を楽しみたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」とコメントを寄せた。

 併せて、勝川春朗(後の葛飾北斎)をお笑いコンビ「野性爆弾」のくっきー!さん、重田貞一(後の十返舎一九)を井上芳雄さんが演じることも発表された。

 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

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