ゴジラ:第1作から社会問題を色濃く反映 ハリウッド版を巡って米国防総省と生々しいやりとりも 今夜「歴史探偵」で深掘り

「ゴジラ」の一場面(C)TOHO CO.,LTD.
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「ゴジラ」の一場面(C)TOHO CO.,LTD.

 俳優の佐藤二朗さんが“探偵社”を結成し歴史の謎や新事実に深く切り込む番組「歴史探偵」(総合、水曜午後10時)。10月1日の放送では、昨年、生誕70周年を迎えた怪獣映画「ゴジラ」シリーズを深掘りする。

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 「ゴジラ」は単なる娯楽映画にとどまらず、各時代の社会問題を色濃く反映した作品も多い。今回は、核への警鐘を込めた第1作「ゴジラ」(本多猪四郎監督、1954年)で、作り手たちが施した“前代未聞の工夫”に迫る。

 さらに、海外でも調査を進め、米国防総省の機密文書からは、ハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」(ギャレス・エドワーズ監督、2014年)で原爆被害についての表現を巡り、製作者と米国政府の生々しいやりとりも明らかになる。

 「ゴジラ-1.0」(2023年)で米アカデミー視覚効果賞を受賞した山崎貴監督のインタビューを通じて、核や戦争を巡って世界の世論がどのように変化してきたか、その変遷も追う。

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 ◇三上紘司CPのコメント

 ゴジラは昨年、誕生から70年を迎えました。最新作「ゴジラ-1.0」はアメリカでも大ヒットし、アジア映画初のアカデミー賞視覚効果賞を受賞。その立ち姿やテーマ曲は、誰もが知るほど有名です。

 しかしそもそも「なぜゴジラが制作されることになったのか」、その「歴史」を知る人は、今、そこまで多くないかもしれません。私たち「歴史探偵」は、その原点をひも解くとともに、ゴジラのあの「立ち姿」や「テーマ曲」に秘められた制作者たちの思いに、最新の科学技術で迫りました。

 さらに今回、私たちは、アメリカでも取材を行いました。2014年に公開されたハリウッド制作の「GODZILLA ゴジラ」、その制作過程で、アメリカ国防総省と制作者たちとの間に、知られざる駆け引きがあったことが明らかになります。

 MCはご存じ佐藤二朗さん。「実は防衛軍士官役で4秒だけゴジラ映画に出演した」二朗さんが、初代「ゴジラ」の制作者たちの思いに触れ、どんな感想を述べるのかも必見です!

 番組には、(「ゴジラ-1.0」の)山崎貴監督も登場! ゴジラの人気の秘密を赤裸々に語ります。

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