フェイクマミー
第9話 ニセ母計画崩壊!?追い込まれた家族の決断
12月5日(金)放送分
10月8日にスタートする連続ドラマ「ESCAPE それは誘拐のはずだった」(日本テレビ系、水曜午後10時)で、桜田ひよりさんとダブル主演を務める佐野勇斗さん。本作がゴールデン・プライム帯ドラマ初主演となる佐野さんが作品への思いや桜田さんとの撮影秘話を語った。
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最初に「誘拐のお話」と聞いていたので、ストーリーとしては少し重たい、苦悩に満ちたものをイメージしていたのですが、いざ読んでみたら全くそんなことはなくて。桜田さんが演じるハチとのシーンも、青春っぽさだったり兄妹的な雰囲気があったり。プロデューサーさんからも、海外作品にあるような人間ドラマがありつつスリルやサスペンス要素を散りばめた逃亡劇にしたいというお話を聞いて、俄然テンションが上がりました。
毎日楽しいです。もちろん考えるところはたくさんありますし、繊細で難しいシーンもありますが、それらも全部ひっくるめて楽しい。
すごく嬉しいです。ずっと目標にしてきたことですし、昔からその時間帯のドラマを観て育ってきたので、喜びもひとしおです。正直まだ100%は実感できていないのですが、放送が始まったら改めて喜びの気持ちが沸いてくるのかもしれないですね。
あ、ご覧になっていただいたんですね、ありがとうございます。そうですね、いつもあの空気感でやらせてもらっています。桜田さんは僕と5歳違いですが、すごくしっかりしているんです。お互いにボケとツッコミが自然にできる関係性で、一緒にいて頼もしい。よきバディとしてやらせてもらっています。
いえ、特にないです。待っている時間も2人で過ごすことが多いのですが、読み合わせしようとかそういうこともなく、勝手に始まることが多いです。自然なノリでやる感じがほとんどで、しかもお互いのテンポ感とかセリフの確認もしたりしているから、役としての関係性や掛け合いの精度が自然と上がっている感じがします。
本当に。だいたいそういう現場はいい現場なんですよ。やっていて本当に楽しいです。
22歳という若さながら、現場での佇まいとかも主演俳優にふさわしいと言いますか、率先してスタッフさんとコミュニケーションをとったり、共演者の方へ気遣いを見せたり、人としてもすごく素敵。めちゃくちゃ周り見ています。そうそう、あるとき僕と桜田さんと子役の子ども三人で座っていたのですが、子役の子の座布団がなかったので、何気なくその子に僕が譲ったんです。そしたら即座に隣にいた桜田さんが、自分の座布団を僕にさっと譲ってくれて。ああいう行動はなかなかできないと思います。
立ち向かいます。性格的にあまのじゃくと言いますか、逃げたくなっている自分がいると、逆に向かっていきたくなるんです。それが好奇心なのか、どこまで辛くて苦しいんだろう、みたいな。昔からそういう性格で、辛いことでも何でも、とにかくいろいろな経験をしたいという思いが強いです。
何度も恐縮ですが、現場で「楽しい」って感じることは大事なんだなということですね。全部の撮影が終わって、あとで振り返った時に「楽しかったな」と思うことが多いのですが、今回はさらに撮影期間中にリアルタイムで楽しいと思えていますね。
桜田さんが演じるハチとの掛け合いの最中に僕がアドリブを入れて、それに対して桜田さんがいい感じに返してくれて、カットがかかった瞬間にみんながめっちゃ笑う瞬間とか。カメラマンさんから「(良い意味で)今のやばかったね、超おもしろかった(笑)」っておっしゃっていただいたときなどは、楽しいし嬉しい。なんか学生時代の部活みたいな感じかな。演者もスタッフも、みんながその楽しさを共有できているからすごく盛り上がって楽しいのかもしれません。
先ほど僕個人としては「逃げません」と言いましたが、逃げてもいいとは思うんですよ。でも中には、ずっと逃げ続けていることに自分自身で疑問を感じていたり、中途半端な気持ちで夢を諦めたり、やるべきことがわかっているにも関わらず、現実から目を背けていた人とかもいると思うんです。それが今作で言うところの、桜田さんが演じるハチが逃げる理由だったり、まだ詳しくは言えませんが、僕が演じるリンダ自身にもいろいろあって。このドラマが、そうやってどこか人生にフタをしている、エスケイプしていることに、ちょっと立ち向かっていこうって思えるきっかけの一つになれたらいいですね。
日本有数の大企業・八神製薬の社長令嬢・八神結以(桜田ひよりさん)の20歳のバースデーパーティーが、都内のホテルで盛大に開かれている。母を早くに亡くし、父である八神製薬2代目社長・八神慶志(北村一輝)のもとで大切に育てられてきた結以。少女の面影を残しながらも、集まった政財界の重鎮らを前に堂々と壇上に立った結以は、自ら発案した「給付型奨学金プログラム」の設立を発表。結以の気構えと気品あふれるたたずまいに、列席者からは賞賛の声と惜しみない拍手が送られる。父の慶志はその姿を祝福し、この日のために準備していた結以の生まれ年に作られたワインを振る舞う。パーティー終了直後、結以は慶志の秘書で目付け係でもある万代詩乃(ファーストサマーウイカさん)に付き添われてホテルの控室に戻る…緊張が解け、一息ついた瞬間・・・事件が起こった!結以の部屋に潜んでいた清掃員に扮した2人の男が襲い掛かり、抵抗空しくスタンガンを当てられ、誘拐されてしまった!!
誘拐犯は、結以とは正反対の、日の当たらない世界を生きてきた林田大介(佐野勇斗さん)。仲間の山口健二(結木滉星さん)と共に結以を寝袋に隠すとランドリーカートに入れ、主犯格の斎藤丈治(飯田基祐さん)が用意した車でホテルを去る。
一方、結以の控室に食事を運んだ万代はその異変に気付き、即座に慶志に連絡。彼女の手元にはなぜか結以の位置を示すGPSが表示されており、その移動速度から車で連れ去られたことを察知したのだ。誘拐疑惑の知らせを受けた慶志は思うところがあり、パーティーに参加していた結以の叔母である霧生京(富田靖子さん)に電話をかける。嘘の忘れ物の話から京の所在を探る慶志。京はそんな電話を隣にいた夫の霧生忍(神尾佑さん)と共に訝しむ。慶志と京の間にはパーティーの時からただならぬ空気感が漂っていた。それには八神製薬の“血”が深く関わっている。八神製薬の本来の血筋は創業者で故人の八神恭一(間宮啓行さん)の娘である京だったが、慶志は恭一に認められ養子縁組をする形で会社を継いだ後継者だったのだ…そんな慶志の元に、秘書の藤颯太(田中俊介さん)から「八神結以を返してほしければ今日の18時までに3億円用意しろ」と身代金の要求が届いたことが知らされる。
誘拐された結以は、犯人グループによって山間の空き家に運ばれ手錠で拘束されていた。山口は身代金の受け渡し場所に向かって車で出発。目を覚ました結以は「お金が必要なんですか?もし力になれることがあれば……」と犯人たちへの説得を試みるが、斎藤はその言葉を遮り「金じゃない。あんたの父親を苦しめたいだけだ」と返す。その答えに驚きを隠せない結以。
その頃、空き家の表にはGPSを追跡してきた万代とセキュリティーガードたちが到着。結以を救うべく突入を開始!不意の出来事に慌てる誘拐犯グループ!斎藤は大介に結以を連れて逃亡することを指示した直後、持病の心臓の発作が起きて倒れてしまう。
手錠でつながれたまま車に乗り込む結以と大介。誘拐計画は急きょ中止に…!今さら後戻りできない大介…。結以もまた、人には決して言えない秘密を抱えていて…。“絶望”から逃れようとする2人は、そのまま逃亡を開始!運命にあらがうように、2人は行く当てもなく自由を求めて走り出す!
計画が失敗したのは大介の裏切りだと勘違いして憤る山口、結以が拘束された空き屋に偶然居合わせた従姉弟インフルエンサー・大西真咲(加藤千尋)と大西岬(髙塚大夢)、大介と過去に因縁のある少年捜査課の刑事・小宮山拓(松尾諭)、近くを通る警察車両のサイレンに不敵な笑みを浮かべる謎の女(志田未来)、以前より八神製薬を嗅ぎまわっている週刊誌記者・白木広太(山口馬木也さん)…。さらに、結以と大介の行く手を阻もうとする者たちが、それぞれに動き始める!!
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