住人十色:10坪でも明るく広い理由は「入れ子」と「10度のひねり」 東京都台東区の狭小住宅を紹介

10月25日放送「住人十色」の「狭小10坪で明るさとプライバシー克服 鍵は10度ナナメ!の入れ子ハウス」の一場面 (C)MBS
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10月25日放送「住人十色」の「狭小10坪で明るさとプライバシー克服 鍵は10度ナナメ!の入れ子ハウス」の一場面 (C)MBS

 タレントの三船美佳さんと俳優の駿河太郎さんがMCを務める番組「住人十色~家の数だけある 家族のカタチ~」(MBS、土曜午後5時、関西ローカルほか)。10月25日は午後4時半からの放送で、東京都台東区の「入れ子の家」を紹介する。

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 住人(あるじ)は、子ども1人の3人家族。昨年、妻の実家から土地を譲り受け、家を建てた。正面の道は狭く、左右も裏も隣家が迫る住宅密集地。建坪はわずか10坪、駐車場2台分ほどの狭小住宅だが、玄関は家族3人が並んで靴を脱げる広さがある。

 メインは2階。18畳のLDKは明るく開放的で、キッチンは端に行くほど細くなっている。住人の希望は「室内を明るく」「周囲からプライバシーを確保」だった。この相反する要望をかなえたのが、「入れ子」構造。建物全体は大きな箱の中に小さな箱を入れたような形。内壁をもう1枚設け、外壁に対して10度斜めにひねっている。

 10坪の狭小住宅で、希望をかなえた家。夫は「住む前は結構狭いのかなと思ってたんですが、住んでみたらそんなことはないよね」と語り、妻も「むしろ広く感じます」とうなずく。

 「住人十色」は日本各地の家を訪れ、住人の家へのこだわりや魅力を紹介する番組。放送後、TVerで1週間配信される。

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