森田望智:朝ドラ「巡るスワン」ヒロインはオファー 起用理由は「演じ分けのすごさ」と「日常的な空気感」 脚本・バカリズムも太鼓判

2027年度前期のNHK連続テレビ小説「巡るスワン」でヒロインを務める森田望智さん
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2027年度前期のNHK連続テレビ小説「巡るスワン」でヒロインを務める森田望智さん

 2027年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)の制作・主演発表会見が11月21日、東京・渋谷のNHK放送センターで開かれ、タイトルが「巡(まわ)るスワン」になることと、主演を森田望智さんが務めることが発表された。制作統括の桑野智宏さんが、森田さんはオーディションで選出されたのではなくオファーだったことや、起用理由を明かした。

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 森田さんの起用について、桑原さんは「年代的には20代後半から30代くらいを描いていくとなったときに、いわゆるオーディションで選ぶということが想像できなかった」と明かし、「それよりも、役柄とかテーマが見えてきて、年代も見えてきたときに、森田さんとご一緒したいなということが浮かんでしまった」と振り返る。

 さらに「ものすごく才能がある方」とその才能をたたえ、「それぞれの映画やドラマの役柄、どれ一つ同じようなものがないというか、演じ分けが見事で。その力のすごさが大きくあって、日常的な空気感を出せる方ということ。その2つが大きなポイントです」と起用理由を明かした。

 本作の脚本を務めるお笑い芸人のバカリズムさんも「本当に女優さんとして魅力的な方だと思いますし、圧倒的に才能があると思うので、いろんな作品で、その作品ごとに本当に別人かのように演じ分けをされる方」と、その演技力に太鼓判を押す。

 森田さんとはこの日が初対面だったといい、「僕はご一緒したことはないですけども、きっと素晴らしい作品にしてくださると思いました。なんとなく自分の作風とすごく相性がいいんじゃないかと勝手に思ったところがありました」と語っていた。

 連続テレビ小説第116作となる「巡るスワン」は、現代の長野県が舞台。刑事に憧れ警察官となった主人公が、“生活安全課”に配属され、地味な仕事に不満を感じる日々を過ごす。何かを成し遂げた人でもなく、夢にがむしゃらに突き進む訳でもない。どこにでもある日常を過ごす主人公が“何も起こらない日常を守る”という道を見つけるまでのヒューマンコメディー。

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