ポツンと一軒家:「ルンルン気分」で山道を駆ける 83歳女性は“現役ライダー” 嫁いで50年、亡き夫の家を守り続ける

11月23日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ
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11月23日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ

 衛星写真を手掛かりに人里離れた一軒家を捜すバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後7時54分)。11月23日の放送では、奈良県の山奥に暮らす83歳女性に密着する。ゲストはフリーアナウンサーの馬場典子さん、ダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の小森隼さん。

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 奈良県の山々に囲まれた奥深い場所にある一軒家。そこへと続く道は一本きりで、周囲には畑や田んぼの姿も見当たらない。捜索の途中で出会った男性(65)に衛星写真を見てもらうと、「ここは…もしかしたら神社かもしれないですね」と何やら心当たりがある様子。草刈りに向かう途中だったにもかかわらず、その男性は軽トラックで神社まで案内してくれた。

 案内の途中、軽トラックを運転していた男性は車を停めて、別の男性(77)のもとへ。その男性に衛星写真を確認してもらうと、「ここは、80代の女性が息子夫婦と同居しているお宅ですよ」と明快な返答。2人の男性が先導役となり、目的の一軒家を目指す。やがて急斜面になり、軽トラックでもぎりぎり通れるほどの道になった。安全のためこの先は、徒歩で山道を登る。

 やがて、開けた敷地に黒い切妻屋根の日本家屋が現れ、83歳の女性と長男夫婦が笑顔で迎えてくれた。女性は50年前にこの地に嫁いできたが、31年前に夫が60歳で他界。現在は⻑男夫婦と3⼈で同居している。ライダー歴60年という⼥性は今もバイクで⼭道を⾏き来し、麓の集落へ買い物に出かけることもある。「バイクは楽しいです。ルンルン気分で運転しています」と笑顔を絶やさない。

 ゲストの馬場さんは「⼈⽣のいろんなことを、そのまま受け⽌める度量、そして家族の温かさを感じました」と感動交じりに語っていた。

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