ばけばけ:“ランチデート”でサワと庄田の関係が大きく前進? 視聴者が最もクギヅケになった場面は? 第83回の注目度データ

連続テレビ小説「ばけばけ」のロゴ (C)NHK
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連続テレビ小説「ばけばけ」のロゴ (C)NHK

 俳優の高石あかりさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第83回(1月28日放送)で、視聴者を最も引き付けた場面はどこだったのだろうか? テレビの前の視聴者が画面にクギヅケになっていた割合を示す「注目度」(REVISIO社調べ、関東地区、速報値)の1分ごとの推移を調べたところ、最高値は午前8時6分の73.7%だった。

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 「ばけばけ」は113作目の朝ドラ。ヒロインの松野トキと、その夫となるレフカダ・ヘブンのモデルは、松江の没落士族の娘、小泉セツと、「怪談」などの著作で知られるラフカディオ・ハーン(小泉八雲)だ。ドラマの中では大胆に再構成し、登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描くという。

 ◇最高値は午前8時6分の73.7%

 第83回は、サワ(円井わんさん)が試験勉強に燃えていると知り、“サプライズ”の成功にトキ(高石さん)は浮かれる。その様子にヘブン(トミー・バストウさん)も安心する。そこに錦織(吉沢亮さん)がやってきて、校長になる決意をヘブンに告げる。その頃、試験勉強に取り組んでいたサワと庄田(濱正悟さん)は、昼時となり、2人っきりでお昼を食べに行くことになる。

 テレビの前の視聴者のうち、画面を注視していた人の割合を示す「注目度」はこの日も序盤は低めだが、中盤以降は60%台後半を上下しながら、時に70%台に乗る比較的高めの状態が続いた。

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 ◇「ナイス・ツー・ミー・ツー」 トキが錦織に英語を披露

 第83回の最高値は午前8時6分の73.7%。今週はずっと最高値で70%超が続くが、月曜からの3日間で第83回が最高値で、視聴者の多くの視線がクギヅケになった時間帯だったようだ。錦織が校長になる決心をヘブンに伝えていたところに、お茶を持ってトキがやってくる場面だ。

 「ミスター・ニシコオリ」「ナイス・ツー・ミー・ツー」。

 ヘブンから英語を習い始めたトキは、少し珍妙なイントネーションで英語を繰り出し、錦織に「はじめましてではないが」と突っ込まれても、「アイム・ソーリー」とまったくめげない。

 その様子を見た錦織から、英語で「最近、落ち込んでいたようだが、元気になったんだね」などと一気にまくしたてられ、最初は愛想よく、あいづちを打っていたが、次第に困った表情になり、錦織とヘブンの顔を変わりばんこに見るように。「わからん。今の私には『おトキさん』しかわからん」。そんなトキに、錦織は「『おトキさん』は英語でもないしな」とさらに厳しい言葉をかぶせ、ヘブンと笑った。

 サワとの関係で落ち込んでいたトキが、持ち前の明るさを取り戻したことが伝わってくる楽しい場面だった。

 ◇トキとサワが思いがけず再会

 その後は、サロン「白鳥倶楽部」で試験勉強を進めるサワと庄田の場面に移る。2人は昼時になると、昼食をとるために外出。花田旅館でそばを注文する。

 そばを食べながら、錦織との関係について庄田は語るが、サワは緊張のあまり、はしが進まない。庄田が「大丈夫?」と尋ねると、サワは「駄目……気分が悪くて……」「初めてなんです……。こうやって男の方と食事をするのが」とつぶやく。

 庄田は「あっ、そうなんだ……。なんだ、それで……」と笑った後、「わしもなんだ。わしも……これが初めての……女性と2人きりの食事だ」と打ち明け、2人はさらに距離を縮める。注目度はほぼずっと60%台後半をうろちょろし、大きく跳ね上がることもないが、落ち込むこともない。ずっと、一定の視聴者数が注視し続け、大きく逃げることはなかったと思われる。

 さらに場面が変わり、散歩するトキとヘブンが、一緒にいるサワと庄田に思いがけず出会う午前8時14分で注目度が69.7%と、70%にあと一歩まで迫った。4人が出会ったことで、サワと庄田の関係は変化するのか? 翌日以降の注目度は、サワと庄田の進展状況で、一気に上昇しそうだ。

 活用したデータは、関東の2000世帯、関西の600世帯で番組やCMの視聴状況を調査しているREVISIO社が公表している独自指標の「注目度」(関東地区、速報値)。人体認識センサーを搭載した専用機器でテレビ画面に視線を向けているかを常に計測し、テレビの前にいる人のうち、番組を注視していた人の割合を算出している。(文・佐々本浩材/MANTAN)

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