私がビーバーになる時:ディズニー&ピクサー最新作 ダニエル・チョン監督「王道とは一味違うコメディー」に自信 お歴々から太鼓判も

ディズニー&ピクサー最新作「私がビーバーになる時」の場面カット (C)2026 Disney/Pixar.All Rights Reserved.
1 / 2
ディズニー&ピクサー最新作「私がビーバーになる時」の場面カット (C)2026 Disney/Pixar.All Rights Reserved.

 「トイ・ストーリー」の“おもちゃの世界”や「モンスターズ・インク」の“モンスターの世界”、「インサイド・ヘッド」の“頭の中の世界”、「リメンバー・ミー」の“死者の世界”など、イマジネーションあふれる“もしもの物語”を描いてきたディズニー&ピクサー。最新アニメーション映画「私がビーバーになる時」(原題:Hoppers、ダニエル・チョン監督、3月13日公開)では、“もしも動物たちの世界の住民になれたら”というユニークな世界を描いている。チョン監督は「最初から最後まで笑える作品を作りたかったんです。『インサイド・ヘッド』のピート・ドクターや『ファインディング・ニモ』のアンドリュー・スタントン監督が、このストーリーはとても面白いから映画にするべきだと太鼓判を押してくれました」と自信をのぞかせている。

あなたにオススメ

 ◇独自のコメディートーンを制作初期に確立

 「私がビーバーになる時」は、主人公の動物好きの大学生メイベルが思い出の森が高速道路計画で消えてしまうことを知り、大切な場所を守るべく、極秘テクノロジーでビーバーの見た目となり、動物たちと森を守る作戦を仕掛ける物語。

 「インサイド・ヘッド」(2015年)のストーリーボードアーティストを務めたチョン監督は、スタジオジブリの「平成狸合戦ぽんぽこ」(1994年、高畑勲監督)からインスピレーションを受け、ビーバーの生態系を徹底的に調査し今作を制作したという。日本版で、メイベル役を俳優の芳根京子さんが、ビーバーの王様キング・ジョージを小手伸也さんが、人気グループ「Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)」の宮田俊哉さんが“のんびり屋すぎて食べられがちな癒やし系ビーバー”のローフの声を担当する。

 チョン監督は、物語づくりの最前線を支えてきた実力派クリエイターの一人。その仕事ぶりが評価され、「インサイド・ヘッド」の監督であり、現在ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるピート・ドクターさんから「監督を任せたい」と声がかかり、今作の監督に抜擢(ばってき)された。

 チョン監督は今作の制作について、「私たちを常に導いていたのは、コメディーとキャラクターでした。そこに最も力を注いだのです。それがチームの強みだと分かっていたからこそ、楽しく魅力的なキャラクターによる独自のコメディートーンを、制作初期の段階で確立しました」と明かす。

 プロデューサーのニコル・パラディス・グリンドルさんも「登場人物たちが絶えず言い争うような物語は、面白くなければ成立しません。感情表現と豊富なアクションも盛り込み、終盤ではスリリングな展開もありますが、最初の鍵となったのはユーモアでした。人々を物語の世界に引き込むのがコメディーなのです」とコメディーやユーモアを盛り込むことにエネルギーを注いだという、今作へのこだわりを語った。

写真を見る全 2 枚

映画 最新記事