俳優の小手伸也さんが、ディズニー&ピクサー最新アニメーション映画「私がビーバーになる時」(原題:Hoppers、ダニエル・チョン監督、3月13日公開)の日本版で、ビーバーの王様キング・ジョージの声優を務めることが1月28日、明らかになった。また、小手さんと主人公の動物好きの大学生メイベル役の芳根京子さんがビーバーの姿となって、動物園のビーバーを訪問する特別映像も併せて解禁された。
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「私がビーバーになる時」は、思い出の森が高速道路計画で消えてしまうことを知ったメイベルが大切な場所を守るべく、極秘テクノロジーでビーバーの見た目となり、動物たちと森を守る作戦を仕掛ける物語。「インサイド・ヘッド」(2015年)のストーリーボードアーティストを務めたチョン監督は、スタジオジブリの「平成狸合戦ぽんぽこ」(1994年、高畑勲監督)からインスピレーションを受け、ビーバーの生態系を徹底的に調査し今作を制作したという。
「トイ・ストーリー」や「インサイド・ヘッド」などのピクサー作品が好きだという小手さんは、米国のオーディションでチョン監督のお墨付きをもらい、役を勝ち取った。「バズ・ライトイヤーや Mr.インクレディブルに似てる、顔がピクサーに出てきそうと言われ続けてきたので、ついにここでご縁がつながってうれしいです」と喜んでいる。
小手さんが声を担当するキング・ジョージは、森の仲間を率いる陽気で優しすぎるビーバーの王様。小手さんについてチョン監督は、「キング・ジョージはとても優しくチャーミングで、コミカルなシーンがありながらも、王様らしく地に足がついているという、キャラクターに説得力を持たせるための絶妙なバランスが必要となる難しいキャラクターです。キング・ジョージはある意味作品の核となるキャラクターですが、小手さんの演技はまさにそれを体現していると思いました」と絶賛した。
キング・ジョージ役に決定し、小手さんは「家族がディズニー&ピクサーが大好きで、結果はどうあれオーディションの話がパパに来たというだけでも子供が誇りに思ってくれたら本望だと思いながら受けさせてもらいました。なので受かったと聞いたときは本当にびっくりしましたね。周りの人の方がすごく喜んでいて、僕はちょっとびっくりしちゃってて(笑)」と当時の心境を明かす。
ビーバーとなって動物の世界に潜入する今作の設定については「動物と会話をしてみたいというのは誰もが思う夢の一つだったりするので、『そこを描きに来たか、ピクサー!』と思いました。『ズートピア』みたいに派手な街並みではないんですけど、『トイ・ストーリー』のようなあの目線だからこそ分かる世界、そこから見えてくる新しい世界の見方とか、動物同士シビアなルールみたいなものがきちんと描かれていて、非常にハチャメチャなストーリーではあるんですけど、随所にすごく納得させられる、すごく親近感が湧きました」と語る。
声を担当するキング・ジョージについては、「王様なんですけどすごく優しいんですよね。権力者として動物たちを率いていくよりは、『まあ、まあ、まあ』と言って優しくまとめる気の優しい王様です。僕も争い事が得意な方ではないので、まあまあと言って仲裁役に回ったりするところは似てるなと思います。子どもの頃、けんかの仲裁に入って両側から殴られたことがあります(笑)」と自身との共通点を明かした。アフレコでは声の高さに苦労したようで「本国の方の声が僕の地声よりも高めの声だったので、リスペクトの意味でも普段使わない声の出し方にチャレンジしました。あとは顔ですね。ずっと口角を上げて、前歯をちょっと出して(笑)、表情筋をキング・ジョージに近づけるために全力で顔を動かしました。登場からいきなりハイテンションだったので、スタートダッシュが一番大変でした」とアフレコ時の秘話を明かした。
併せて解禁となった特別映像には、小手さんがビーバーの姿となって羽村市動物公園にいるビーバーたちを訪れる様子が収められている。声優を務めるにあたり“真の意味で”動物たちの気持ちを理解するためにビーバーの姿で動物公園を訪れた小手さんだったが、キリンやカピバラに話しかけるもうまく伝わっていない様子……。
本命のビーバーたちのもとに訪れるが、ビーバーは夜行性のためか眠そうで、飼育員からコミュニケーションをとるコツを聞くもなかなか苦戦していた。そこへ芳根さんがビーバー姿でサプライズ登場。突然の登場に腰を抜かすほど驚いた様子の小手さんだったが、その後は2人でビーバーとコミュニケーションをとるべく悪戦苦闘。そのかいがあってかビーバー自ら水の中に入り、2人の前で泳ぐ姿を披露した。ようやくビーバーと心が通じ合えたことに喜び、安堵した2人は、そのままビーバーたちの前で生アフレコを披露し、本物から“お墨付き”をもらったようだった。
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