解説:スタートまで1週 「風、薫る」で“新風”吹かすのは誰? 早坂美海に小林虎之介、生田絵梨花…注目の朝ドラ初出演組

連続テレビ小説「風、薫る」に出演する小林虎之介さん(左)と早坂美海さん (C)NHK
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連続テレビ小説「風、薫る」に出演する小林虎之介さん(左)と早坂美海さん (C)NHK

 見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」(総合、月~土曜午前8時ほか)が、3月30日にスタートする。主人公が2人ということで、彼女らに関わる登場人物として、多くのキャストの登場が見込まれる同作。すでに50人以上が発表されているが、その中で、見上さんと上坂さんとともに“新風”を吹かせてくれるのは誰なのか。注目の朝ドラ初出演組を紹介したい。

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 ◇「風、薫る」で朝ドラデビューを果たすのは…

 「風、薫る」は114作目となる朝ドラ。大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)という2人のトレインドナース(明治時代に正規に訓練された看護師)がモチーフで、同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディー”になっていく姿が描かれるという。

 主演を務めるのは、前述の通り、大河ドラマ「光る君へ」(2024年)の藤原彰子役が高く評価された見上さんと、今回、2410人の応募があったオーディションから選出された上坂さん。25歳の見上さんと20歳の上坂さんは、朝ドラに出演するのは初めてというフレッシュなコンビで、それぞれ一ノ瀬りん、大家直美を演じる。

 見上さん、上坂さん以外で、朝ドラデビューを果たすのは、早坂美海さん、小林虎之介さん、大島美幸さん、「ザ・たっち」のたくやさんとかずやさん、「Aぇ! group」の佐野晶哉さん、藤原季節さん、坂東彌十郎さん、二田絢乃さん、丸山礼さん、研ナオコさん、生田絵梨花さん、菊池亜希子さん、中井友望さん、木越明さん、原嶋凛さん、若林時英さん、村上穂乃佳さんだ。

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 この中で異彩を放つのは、歌舞伎俳優の彌十郎さんか。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2022年の)で北条時政を好演したことも記憶に新しく、「風、薫る」では、日本橋で舶来品などを手広く扱う「瑞穂屋」を営み、りんや直美とも深く関わりを持つようになる清水卯三郎を演じる。また研さんは、謎に包まれた神出鬼没の占い師・真風(まじ)役とドラマの語りを兼任と、随所で存在感を発揮してくれそうだが、果たして……。

 ◇“ヒロインの妹”早坂美海に“若手実力派”小林虎之介

 役柄的な部分を加味して、現時点で“新風”を吹かせてくれそうな予感がするのが、早坂さんと小林さんだ。一般的に朝ドラのブレーク枠とされるヒロインの妹、幼なじみ(男子の場合は恋人となれば、さらに良し)役に当てはまるのが、早坂さんと小林さんの両名。早坂さんは、りんの2歳下の妹で、家族の動向を冷静に見ている一ノ瀬安、小林さんは、りんと同じ村の生まれで、りんとは幼いころから気を許せる仲という竹内虎太郎に扮(ふん)する。

 現在19歳の早坂さんは、昨年4月期の「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」(TBS系)、7月期の「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)と、地上波ドラマに2期連続で出演したものの、俳優としての知名度はまだまだこれから、その分“のびしろ”は十分だろう。

 一方、小林さんは、TBS系日曜劇場「下剋上球児」(2023年)で、昨年の朝ドラ「あんぱん」で千尋役を好演した中沢元紀さんとバッテリーを組み、その後、中沢さんとはテレビ東京系の連続ドラマ「ひだまりが聴こえる」(2024年)でダブル主演を務めたことで知られる若手実力派。NHKのドラマファンにとっては、「宙わたる教室」(2024年)の柳田岳人役の印象も強く、今月10日に最終回を迎えた「テミスの不確かな法廷」(2026年)の第1話にゲスト出演した際も、視聴者の胸に迫る涙の演技で作品に勢いをつけた。着々と足場を固めてきた中での朝ドラデビューは、その存在を広く知らしめる機会となるのではないだろうか。

 そのほか、役の説明を基にすれば「とある場所で直美と“運命的な”出会いをする青年」小日向栄介を演じる藤原さん、「新しく生まれた言葉や外国語に造詣が深く、りんの良き相談相手になっていく」島田健次郎を演じる佐野さんあたりも注目に値するし、アイドルグループ「乃木坂46」在籍時からミュージカルで活躍し、グループ卒業後も順調にキャリアを重ねてきた生田さんが、朝ドラで新たな風を吹かせたとしても、なんら不思議ではない。

 いずれにせよ、約1週間後に迫ったドラマスタートを楽しみに待ちたいと思う。

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