女優の蒼井優さんと俳優の岡田将生さんが22日、主演映画「雷桜」(廣木隆一監督)の初日舞台あいさつに登場した。原作を19歳のときに読み、映画化への思い入れが深かったという蒼井さんは「(映画化がなかなか決まらず)原作ファンとしては心が苦しかった。今回やっと形になって、うれしい。ほっとするのと手を離れていく怖さがあります」と話し、締めのあいさつでは「今日の公開ということで急に実感がわいてきて……。私たちが一点の曇りもなく一生懸命作り上げた作品です。大事に育ててきた子供なのでどうぞよろしくお願いします」と時折言葉を詰まらせ、感激のあまり涙を見せた。
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映画「雷桜」は、発行部数40万部を突破した宇江佐真理さんの同名時代小説が原作。将軍の血を引く宿命がゆえに、心に病を抱えてしまった男・斉道(岡田さん)と、山奥で育ち、本能のままに生きてきた自由奔放な女・雷(らい=蒼井さん)という身分の違う2人の、許されぬ恋を描いた物語。
岡田さんは「クランクイン3カ月前から乗馬、所作、殺陣の練習を蒼井さんと一緒にして、コミュニケーションが取れて、いい環境で演じられた」と振り返り、蒼井さんも「前に共演したときは、お互い人見知りが激しいので、『おはようございます』くらいしか話していなかったのですが、今回乗馬の練習で、何の気も使わなくていいほどになった」と息の合ったところを見せた。
廣木監督は「歩幅とか歩き方が一緒で、なんかいい感じだった」と撮影時の2人について明かし、2人を再キャスティングするなら「兄弟で詐欺師っていうのを撮りたい。いろんな面をもっているんで、お金もないけどいろんな人をだまして旅する話を」と話し、観客を驚かせた。
また、この日の舞台あいさつでは、公開を祝って歌手の舞花さんが主題歌「心」を披露した。映画は22日から全国で公開。(毎日新聞デジタル)
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