5月に第1子となる女児を出産した女優の麻生久美子さんが5日、スペースFS汐留(東京都港区)で開催された「グッモーエビアン!」(山本透監督)の完成披露試写会に登場した。出産後、初の公の場となった麻生さんは、共演者の大泉洋さんや集まった観客から「おめでとう」と祝福されると「ありがとうございます」と幸せいっぱいの笑顔を浮かべ頭を下げた。
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「グッモーエビアン!」は、06年に新潮社から発売された吉川トリコさんの同名小説が原作。パンクバンドのギタリストだったアキ(麻生さん)とボーカルだったヤグ(大泉洋さん)の大人2人と、アキが17歳のときに出産したまじめで冷静な15歳の娘・ハツキ(三吉彩花さん)の3人が織りなす、少し変わった家族の物語。能年玲奈さん、スカパンクバンド「SNAIL RAMP」の竹村哲さん、お笑いコンビ「ドランクドラゴン」の塚地武雅さん、小池栄子さん、土屋アンナさんらも出演する。
撮影は麻生さんが妊娠中の11年12月に行われたといい、麻生さんは撮影時の苦労を「(楽器演奏の)練習のときが(つわりで)一番気持ちが悪かった。ライブの撮影のときも具合が悪くなって……。もっとうまくできたのにと思っていた。ご迷惑をおかけしました」と振り返った。麻生さんは、撮影中にスタッフや共演者に気を使わせないように妊娠していたことを山本監督以外には伝えていなかったといい、大泉さんは「知らなかったから、病弱な方だと思っていた。みんなはうすうす気付いていたみたいなんですけど。(自分は)鈍感な男ですよ」と話した。
また、麻生さんは映画が完成した感想を「母親役は一度経験があったけど、おなかの中に(子どもが)いると、これまでと違った。おなかに赤ちゃんがいるときはいいたくないせりふもあったけど、妊娠中に撮ったのはこの作品だけなので、思い出に残る作品になった」と感慨深そうに話し、大泉さんは「さっき(麻生さんの子どもを)だっこさせてもらって、可愛くて、連れて帰ろうかと思った。ずっと『パパだよ』っていっていた。撮影のときに(おなかの中に)いたと思うと特別な思いがある」と笑顔で話していた。
映画は12月15日にテアトル新宿(東京都新宿区)ほかで公開。(毎日新聞デジタル)
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