注目ドラマ紹介:「ごちそうさん」 新“朝の顔”は食いしん坊の杏

1 / 20

 女優でモデルの杏さんが主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ごちそうさん」が30日、スタートする。大ヒットした「あまちゃん」の後番組として注目を集める同ドラマのテーマは“食”。杏さんは食いしん坊の卯野め以子役で“朝の顔”となる。

あなたにオススメ

 ドラマは、東京の洋食店の娘として生まれた食いしん坊のめ以子(杏さん)が、偏屈な大阪男・西門悠太郎(東出昌大さん)に恋をして“食いだおれの街”大阪に嫁ぎ、激動の大正、昭和をたくましく生き、夫への愛を貫く半生を描く。ドラマ「JIN−仁−」(TBS系)などの森下佳子さんが脚本を担当。音楽は菅野よう子さんが手がけ、主題歌は「ゆず」の「雨のち晴レルヤ」。財前直見さんや宮崎美子さん、近藤正臣さん、原田泰造さん、吉行和子さん、加藤あいさんらも出演。め以子の少女時代を子役の豊嶋花ちゃんが演じる。

 第1週「いちご一会」では、め以子の少女時代が描かれる。腕のいい料理人の父・大五(原田さん)、しっかりものの母・イク(財前さん)、優しい祖母・トラ(吉行さん)の元で育った食いしん坊のめ以子(花ちゃん)は、大五のオムレツとトラのぬか漬けが大好物の小学1年生。ある日、め以子は、寺のお供えの赤い食べ物をこっそり口にしてしかられるが、その味が忘れられなくなる。め以子は後日、それがイチゴという果実だと知り、トラにも食べさせたいと思い、大冒険の末に一粒のイチゴを手に入れ、トラから「ご馳走(ちそう)さま」という言葉に込められた深い意味を教わる……という展開。

 ドラマはNHK総合で毎週月~土曜午前8時に放送。全150回。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 20 枚

テレビ 最新記事