尾上松也:役作りで丸刈りに ドラマ「永遠の0」に出演

スペシャルドラマ「永遠の0」に出演する尾上松也さん テレビ東京提供
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スペシャルドラマ「永遠の0」に出演する尾上松也さん テレビ東京提供

 歌舞伎俳優の尾上松也さんが、向井理さん主演のスペシャルドラマ「永遠の0」(テレビ東京系)に出演することが2日、明らかになった。松也さんが演じるのはすご腕の零戦パイロット・景浦介山役で、自身初の丸刈り頭の役で出演する。松也さんが時代劇ではないドラマに本格的に出演するのは今回が初めて。

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 「永遠の0」は、百田尚樹さんのベストセラー小説が原作で、“海軍一の臆病者”といわれながらも天才的な操縦技術を持った零戦パイロット・宮部久蔵の孫・健太郎が、特攻で死んだ祖父を調べるため、かつての戦友たちを訪ね歩く……という内容。2013年12月には人気グループ「V6」の岡田准一さん主演で映画化され、ヒットした。

 松也さん演じる景浦は、戦中、二飛曹としてラバウル基地で向井さん演じる飛曹長の宮部とともに過ごした零戦パイロット。宮部を殺したいほど憎んでおり、鹿屋基地で特攻に行く宮部と再会。戦後、暴力団幹部となるという役どころ。初日の撮影を終え、松也さんは「戦時中にタイムスリップしたみたいな、そんなセットでした。自分も役の衣装を着ているし、おのずと気合が入っております」と振り返り、自身の役について「実は宮部への憧れがあるような複雑な思いを景浦は抱えていると思うので、そういう心情も表現できたら」と語っている。

 また、今回初共演となる向井さんについて、「目を見るだけで、その思いというのが伝わってきますね。こっちも引っ張られます」と印象を語り、「そういうお芝居をされる役者さんなので改めてすごいと思いました」と絶賛している。スペシャルドラマ「永遠の0」は15年に3夜にわたって放送予定。

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