辺見マリ:被害は5億円…「しくじり先生」で13年間の“洗脳地獄”告白

 タレントの辺見えみりさんの母で、歌手でタレントの辺見マリさんが、14日放送のバラエティー番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)の3時間スペシャルに出演し、13年間に及ぶ“洗脳地獄”について告白することが明らかになった。辺見さんは“拝み屋”と称する人物に洗脳され、5億円をつぎ込んだという壮絶な過去を明かし、「私はこうしてだまされた!」と当時の真相をぶちまける。

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 1970年、19歳のときに大ヒット曲「経験」で新人賞を総なめにし、その妖艶な振り付けとセクシーな雰囲気で世の男性たちを魅了した辺見さん。72年には21歳で西郷輝彦さんと結婚し、いったんは芸能界を引退、2児を出産。81年に離婚後、芸能界に復帰したものの、華やかな芸能活動の陰で、“拝み屋”と称する人物にだまされ、5億円をつぎ込んでいたという。

 番組では、辺見さんが“洗脳されて5億円とられちゃった先生”として、“あなたが洗脳されて、人生を棒に振らないための授業”を、休み時間をはさんで2限に分けて展開。冒頭で「5億円」という数字を聞いた“生徒”たちは「とんでもない金額!」「重すぎる先生が来たー!」と騒然となる。

 辺見さんは88年に当時の男性マネジャーから「知り合いに神様と話せる人がいる。会ってみませんか?」と誘われ、「コイツ、何言うてんねん!?(笑い)」と心の中で半笑いしていたが、“四つのステップ”によって完全に洗脳されていったと具体的な手口を解説していく。

 さらに、洗脳された結果、42歳でヌード撮影まですることになり、撮影当日の朝、当時16歳だった娘のえみりさんが「行かないで」と泣きながら止めたという切ないエピソードも告白する。ほかにも、修行という名目で“やらかし”ていたさまざまな奇行についても明かし、「♪やめて~洗脳しないで~」など自身のヒット曲「経験」をもじったフレーズを交えながら、熱い授業を展開していく。

 最後に辺見さんは、洗脳地獄からどうやって目覚めたのかを打ち明けるとともに、洗脳が解けて気づいた大切なこととは何かを訴える。そして、娘・えみりさんが子どもの頃に作った母へ贈る詩「MAMA」を披露。この詩を聞いたときに「洗脳から覚めて本当によかった」と心底感じたと、後悔の涙を流しながら“生徒”たちに語りかけると、教室にいる女性たちも涙、涙……。お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の吉村崇さんも「またもや伝説の回が誕生した!」と大興奮するという。

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