なだぎ武:ケンコバ代役前日オファーも完璧演技 監督がプロ意識を絶賛

映画「Mr.マックスマン」の上映イベントに登場したなだぎ武さん
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映画「Mr.マックスマン」の上映イベントに登場したなだぎ武さん

 お笑い芸人のなだぎ武さんが15日、京都市内で開幕した「京都国際映画祭2015」での映画「Mr.マックスマン」(増田哲英監督)上映イベントに登場。ケンドーコバヤシさんの代役として同映画に出演したなだぎさんは、オファーが来たのが撮影前日の夜中だったことを明かすと、「撮影まで、もうあと何時間かって時で、『なんでなん?』って聞いたら『ケンドーコバヤシが(インフルエンザで)倒れた』って言われて、本当にびっくりしてた」と当時の状況を説明。同席した増田監督は「長いせりふもあったんだけど、現場でも黙々と1時間で完璧に覚えてくれたうえ、アドリブも入れてくれて。プロ意識の高さに感心しました」と絶賛した。

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 イベントには主演の千葉雄大さんや共演の山本美月さんも出席。山本さんは「(千葉さんと)2人のシーンが多かったんですけど、千葉さんはマックスマンの衣装が恥ずかしいのかなって思っていたら、意外とノリノリで。テレビ朝日の廊下を楽しそうに走っていた」と暴露。千葉さんは「変身が3段階あるんですけど、真ん中の全身タイツがフィットしていて。いろいろな人に(ノリノリなところを)見られて反省しています」と語ったが、最後には「僕の“もっこり”に注目してください」と観客に呼びかけるなど、終始ご満悦の様子だった。

 「Mr.マックスマン」は、いつも失敗ばかりでうだつの上がらない崖っぷちのアナウンサー・谷口正義が、取材先で拾ったガラスで作ったメガネをかけると超人的なパワーが宿ることに気づき、正義のヒーローとして立ち上がろうと一念発起する……というストーリー。

 「京都国際映画祭」は、1997年から京都市内で開催されてきた「京都映画祭」を発展継承する形で2014年に誕生。「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに、映画、アート、パフォーマンス、工芸、演芸などあらゆる分野に対象を広げて京都から世界に文化を発信する。2回目となる今年は、キャッチコピーに「京都は、変や乱が好き」を掲げ、よしもと祇園花月(京都市東山区)をメイン会場に同市内の複数会場で18日まで開催される。

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