俳優の山崎育三郎さんが主演ミュージカル「プリシラ」でドラァグクイーン(女装パフォーマー)を演じることになり、25日にビジュアルが公開された。撮影は有名写真家のレスリー・キーさんが手がけており、写真を見た山崎さんは「率直に奇麗と感じたと同時に、このミュージカルが成功すると確信が持てるほど、写真に説得力を感じました」と語っている。
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「プリシラ」は、1994年公開の同名映画のミュージカル版で、オーストラリアを舞台に、ドラァグクィーン3人のドタバタ珍道中を描いている。演出は宮本亜門さん、共演キャストとして、陣内孝則さん、「超新星」のユナクさん、「Lead」の古屋敬多さん、実際に新宿二丁目で活動するドラァグクイーンのドリアン・ロロブリジーダさんが出演する。
山崎さんは、今回着用した衣装を「ゴージャスかつ華やかで、誰もが目を見張るほどインパクトがあります。この衣裳を着てメークをしたら自然とプリシラの世界に気持ちが入り込みました」とコメント。レスリーさんによる撮影については「スタジオでブロードウェイ版『プリシラ』の楽曲が流れる中、終始リラックスした気持ちで音楽に身を委ねながら撮影していきました」と振り返っている。
ミュージカルは、12月8~29日に日生劇場(東京都千代田区)で上演予定。