日本人初のプロゲーマーとして活躍しているウメハラこと梅原大吾さんが2日、東京都内で行われたWOWOWのオリジナルドキュメンタリー「国際共同制作プロジェクト 格闘ゲームに生きる」の完成披露試写会に登場。プロゲーマーとしてメディアなどにも多く登場している梅原さんは、最近の変化について「自分のことはちょっと飽きてきた」と心境を告白。「プレーは第一線でやりたいけれど、(自身の)本が出たとか講演がとか、あまり興味なくなっちゃって。俺が受けるんじゃなくて、もっといろんな人にそういうチャンスが回ってくるにはどうしたらいいかが最近の興味になっている」とトップランナーとしての心境の変化を語った。
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また、今後の長期的な課題について、梅原さんは「自分と違う人間を見ると排除したくなる気持ちはあると思うけれど、狭い業界でそんなことをやっても仕方ないので、差を認められるような人格を持つこと」とコメント。「よくも悪くも俺に権力みたいなものがあるから、差を認められる人間にならないと、いわゆる老害というか……業界にとってよくないことになると思う」と思いを語った。完成披露試写会には梅原さんのほかプロゲーマーのももちさん、カプコンの杉山晃一プロデューサーが出席した。
同番組は台湾との国際共同制作プロジェクトで制作されたオリジナルドキュメンタリー。梅原さんやももちさんを中心に、世界中で人気の対戦格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズのプロゲーマーとして活躍する4カ国5人の選手を1年間にわたって取材し、私生活やゲームにかける思いなどを描いている。番組は14日午後1時からWOWOWプライムで放送される。
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