今週の真田丸:第40回「幸村」 “真田幸村”誕生!

NHK大河ドラマ「真田丸」の第40回「幸村」の一場面=NHK提供
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NHK大河ドラマ「真田丸」の第40回「幸村」の一場面=NHK提供

 俳優の堺雅人さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」の9日放送の第40回「幸村」では、信繁(堺さん)が名前を変える決心をする。また、信繁は大きな決断を迫られる。

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 「真田丸」は、三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに脚本を手がける大河ドラマ。堺さんが真田幸村の名でも知られる戦国時代の人気武将・信繁を演じ、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。

 2日放送の第39回「歳月」は、信繁が春(松岡茉優さん)らとの九度山での暮らしを満喫する中、海外の珍しい紐(ひも)を見て、あることを思いつく。また、日々の生活費に苦心していた信繁の元に大坂から使者が訪れる……という展開だった。

 第40回は、豊臣と徳川の対戦が迫り、豊臣方の将として誘いを受けた信繁が、大きな決断を迫られる。九度山の生活を楽しんでいた信繁の元に、宇喜多秀家(高橋和也さん)の家臣だった明石全登(小林顕作さん)が訪ねてきて、大坂城で徳川家康(内野聖陽さん)を相手に戦ってもらいたいと懇願する。豊臣秀頼(中川大志さん)と茶々(竹内結子さん)が苦境に立たされていることを知った信繁に、大きな決断を迫られ、息子の大助(浦上晟周さん)を呼び、「くじを引け」と迫る。

 また、今井朋彦さん演じる豊臣秀頼の側近・大野治長、植本潤さん演じる南禅寺の僧・清韓が登場。豊臣と徳川の間で問題が生じ、板ばさみとなる片桐且元(小林隆さん)の苦悩も描かれる。

 NHK大河ドラマ「真田丸」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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