仙台放送の元アナウンサーで今年4月からフリーに転身した木下瑠音(るね)さん。局アナ時代は報道番組がメインで、「みんなのニュース」では看板キャスターとして活躍してきたが、その素顔は大の「アニメ好き」。学生のころは「アニメばかり見てきた」といい、「最近のものはそれほど詳しくはないんですけれど、アナウンサー仲間からは『オタクだよね』って言われていましたし、あと声優さんのことも大好きで、声優の学校に通おうかなって思っていた時もありました」とも明かす。木下さんに話を聞いた。
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木下さんは1989年12月3日生まれ、富山県出身。2013年に仙台放送に入社し、報道・ニュース番組をメインに活躍。2011年3月に発生した東日本大震災以降、復興への歩みを進める仙台の街に出て、自ら取材をすることも多かったといい、木下さんは「アナウンサーどうこう以前に人として『こうあるべき』というか、相手の気持ちを考えられる人間じゃないと務まらない仕事だと思った」と振り返る。
また木下さんは、アナウンサーの仕事について「何年やっても正解って見えない」としながらも、「言葉に敏感、繊細に過ごしている被災地で4年間、経験を積んできたのはすごく意味があったと思いますし、だからこそ私はその時間を大事にしなくちゃいけない。事件や事故、災害報道の時に生かせるものがあるんじゃないか」とも話す。
現在は東京に拠点を置き、イベントの司会(10日公開の映画「めがみさま」の舞台あいさつにもMCとして登場)を担当する傍ら、「AbemaNews」にも出演中で、「普段から一つ一つ、自分で自分を俯瞰(ふかん)しながら行動しないといけないなって思っています」と責任感をにじませると、「災害などに対して、集まる情報をどう言葉にして伝えるのか。アナウンサーの瞬時の判断、機転が必要なので、これからももっと成長していけたら」と話していた。
そんな木下さんの日々の楽しみは、家でアニメを見たり、グッズを買ったり、イベントに出掛けること。「大学のころは『けいおん!』『涼宮ハルヒの憂鬱』といった京都アニメーションの作品をよく見ていて、あとはマンガも好きで『名探偵コナン』はずっと読んでいて。絵を描くのも好きで、声優さんのラジオも聴いていて。それこそ当時は“顔を出さずに声だけで勝負する人たち”をカッコいいと思っていた」と笑う。
また木下さんは「わりとハマるとそれしか見えなくなるし、お金をつぎ込むタイプ」といい、「ずっと『コナン』は好きで、中学、高校は『コナン』に(お金を)費やして(笑い)。キャラクターの名前を出してもらえれば絵を描けるくらいで。グッズもすごく集めていて、声優さんが出るイベントにも一人で参加したり。あとは『おそ松さん』とかはDVDを全部買って、会社からもらったボーナスをつぎ込んで。家にはグッズを入れる『おそ松ボックス』があって。仙台から東京に引っ越しするのに、そのまま持ってきました」と明かした。
そのほかにも「会社帰りに一人でよく『アニメイト』に行っていた」ほか、「(作曲家の)菅野よう子さんが好きで、(声優の)坂本真綾さんのファンクラブにも入っていて、ライブにも行く」と大いに語った木下さん。今後に向けても「どういう形になるのか、どこまでやれるのか分からないんですけど、アニメの仕事に関わってみたいなって。あとラジオも好きなのでぜひ挑戦してみたいです」と秘めたる野望を語っていた。
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