人気バラエティー番組「ダウンタウンDX」(読売テレビ)の元チーフプロデューサーで、「Nj」名義で歌手活動をしている西田二郎さんが、メジャーレーベルの日本クラウンでプロ活動を開始することが明らかになった。西田さんが1日に大阪市内のライブハウスで開いたワンマンライブで発表した。
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西田さんは、1989年に読売テレビに入社後、「EXテレビ」や「ダウンタウンDX」など人気バラエティー番組の演出を手がけてきた名物プロデューサー。2015年に営業企画開発部長として制作現場から離れたが、現在は編成企画部長として番組企画開発に取り組んでいる。
音楽活動では、人気バラエティー番組「水曜どうでしょう」(北海道テレビ)で「藤やん」としておなじみの藤村忠寿エグゼクティブディレクターが立ち上げた大衆演劇の一座に、西田さんがオリジナル曲を提供し、幕あいのステージで歌うようになり、14年の大みそかには、テレビ埼玉の番組で、自身のリサイタルも開催している。さらに、15年には、病気で倒れ、意識が混濁している母のために、母が書いていた詞に自ら曲をつけた「水の流れのように」を発表し、話題となった。
今年6月には、“ミュージシャン宣言”をしたお笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣(にしの・あきひろ)さんに対抗して、藤村さんとコンビを組んで、作詞作曲活動を行うと宣言をしていた西田さん。1日のワンマンライブでは12曲を熱唱し、藤村さんと制作していた「パインアメ」のPRソングのタイトルが「キイロイアメノウタ」となったことも明らかにした。
さらに、日本クラウンでプロミュージシャンとしての活動を開始することを報告。西田さんは「新たな意識を持って音楽に取り組んでいけると実感している。もっと多くの方にNjの音楽を届けていきたい」と抱負を述べた。 今後は読売テレビのテレビマンとしての仕事を続けながら、「Nj」として本格的に歌手活動を広げていく方針。