ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」のあらすじ
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さよならマエストロ:最終回 “俊平”西島秀俊に、シュナイダー先生が倒れたと連絡が(前話のネタバレあり)

連続ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」最終回の一場面(C)TBS

 西島秀俊さん主演の連続ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」最終第10話が3月17日にTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で15分拡大放送される。

 前話は……夏目響(芦田愛菜さん)が5年前から決別していた父・俊平(西島さん)と和解する。

 「約束覚えてる? 一緒に演奏するって」という響の言葉を機に、俊平と響はピアノとバイオリンでセッションをすることに。演奏を終え、響は「ごめんね。私……ひどいこと言った」と謝罪する。

 俊平も謝ると、響は「私、またバイオリン弾いてもいいのかな?」と涙ながらに話す。「音楽家なんだよ、ずっと。赤ん坊の頃、ガラスのコップをたたいた音に笑った、あの日から」と言う俊平に響は「パパ。私、もう大丈夫だから。パパも私も長いお休みはおしまい。もう前に進もう」「帰ってきてくれてありがとう。おかえり、パパ」と笑顔を見せると、俊平は優しく響を抱き締める。

 10話は……音楽を通して5年ぶりに心を通わせた親子。2人の様子に海(大西利空さん)も大輝(宮沢氷魚さん)もほっとする。

 晴見フィルは仙台のオケフェスに向けて遠征資金集めに奮闘する。

 蓮(佐藤緋美さん)は古谷(玉山鉄二さん)、大輝と共にある所へ向かっていた。そこでの予想外の行動に突き動かされた団員たちは、晴見フィルの存続方法を模索し始める。

 志帆(石田ゆり子さん)の元を訪ねた俊平は響と和解したと話し、正直な気持ちを伝える。

 その矢先、ドイツのシュナイダー先生が倒れたとの連絡が。先生からもっと学びたいと思っていた俊平は悩むが、晴見フィルにとって命運をかけた最後の公演を控えていて……。

 同局ドラマ「凪のお暇」(2019年)などで知られる脚本家・大島里美さんのオリジナル脚本。西島さん演じる不器用な父と、芦田愛菜さん演じる素直になれない娘の愛の物語。アパッシオナートは音楽用語でイタリア語の「熱情的に」。

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