2024年6月14日に公開する映画「ディア・ファミリー」の特集ページ。俳優の大泉洋さんが主演を務める。あらすじ・キャスト・関連ニュースを掲載しています。
映画「ディア・ファミリー」(月川翔監督)は2024年6月14日公開。俳優の大泉洋さんが主演し、病身の娘のため心臓カテーテルを開発した父親を演じる。実話に基づく作品で、菅野美穂さん、福本莉子さん、川栄李奈さん、新井美羽さんらが共演する。
原作は、ノンフィクション作家・清武英利さんの「アトムの心臓『ディア・ファミリー』22年間の記録」 。監督は「君の膵臓をたべたい』(2017年)や「君は月夜に光り輝く」「劇場版 そして、生きる』(ともに2019年)など、死生観の描写を得意とする月川翔さん。
小さな町工場を経営する坪井宣政(大泉さん)の幼い娘・佳美(福本さん)は、生まれつき心臓に重い病を抱え「余命10年」と宣告されていた。手術は難しく、どこの医療機関でも治すことが出来ないという。宣政は娘の命を救いたい一心で「じゃあ俺が造ってやる」と、人工心臓の開発に取りかかる。
知識のない中で始めた人工心臓の開発は、不可能に近いことが分かり、宣政は妻・陽子(菅野さん)と、心臓に血液を送りやすくするカテーテルの開発に着手する。しかし、あらゆる医療関係者にそっぽを向かれ、資金繰りや時間との闘いにも迫られる中、佳美の命のリミットは刻一刻と迫っていく。
坪井家の長女・奈美を川栄さん、三女・寿美を新井さんが演じる。
主人公のモデルとなった東海メディカルプロダクツ(愛知県春日井市)の前社長、筒井宣政さんはその後、IABP(大動脈内バルーンパンピング)と呼ばれるカテーテルを実際に開発し、世界で16万人の命を救った。
2024年6月14日公開
原作:清武英利「アトムの心臓『ディア・ファミリー』22年間の記録」
監督:月川翔
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