この「不適切にもほどがある! キャスト」ページは「不適切にもほどがある!」のキャスト記事を掲載しています。
俳優の江口のりこさんが人気ドラマ「不適切にもほどがある!(ふてほど)」(TBS系)の新春スペシャルドラマ「新年早々 不適切にもほどがある! ~真面目な話、しちゃダメですか?~」(2026年1月4日午後9時)に出演していることが明らかになった。仲里依紗さん演じる渚に影響を与える都議会議員・平じゅん子を演じる。
ドラマは、1986(昭和61)年から2024年にひょんなことからタイムスリップしてしまったスパルタ系の中学体育教師、小川市郎(阿部サダヲさん)が、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言を連発。コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていく意識低い系タイムスリップコメディー。どんな時代でも変わらず「家族を大事に」「仕事を大事に」一生懸命に生きる人々を描いた。
スペシャルドラマでは、連続ドラマのその後を描く。タイムトンネルで好きな時代に行けることになった昭和のおじさん・市郎が、娘・純子(河合優実さん)の未来を変えるため再び立ち上がり、今度は令和だけでなく、さらなる未来にも過去にもタイムスリップし、行く先々で人々をかき回していく。
あらすじも公開された。江口さんが演じる都議会議員の平じゅん子は、歯に衣着せぬコメントで国民に支持されていく。一方、報道局に異動となった渚は、平と出会ったことで、政治に傾倒していき、政治について発言してはいけない世間の風潮に怒りを感じるように。その後、平は国政に進出し、日本初の女性総理が誕生するかという瀬戸際である事件が勃発。そして、渚にも関わる事件だったことから、その未来を知った市郎が……という展開だ。
◇平じゅん子役・江口のりこさん
この度、作品に参加させて頂きました江口のりこです。最初台本を貰って読んだとき大笑いしました。お正月に放送するとのことで、皆様には新年からテレビを観て大笑いして頂きたいです!
絶対に観て下さい。よろしくお願い致します。
◇プロデューサー・磯山晶さん
宮藤さんと「日本初の女性総理」を「不適切にもほどがある!」の続編に登場させよう! と打ち合わせを始めた時から、キャスティングは(私たちの中で)江口のりこさんに決定していました。実際には、本当にお忙しい時期でスケジュール調整が厳しく、何度も諦めかけましたが、「代わりはいないんです!」と拝み倒して、ご出演が叶いました。江口さんは、お芝居が常に的確で品があって素晴らしい俳優さんだと思っています。今回は歌もダンスもあって、ご負担も大きかったと思いますが、金子監督の細かい要求にもサラッと応えてくださり、超絶カッコいい女性政治家として生き生きと存在してくださいました。こんな政治家がいたら、絶対投票しちゃいます。ご期待ください。
◇あらすじ
2026年の新年――。喫茶「SCANDAL」で渚(仲里依紗さん)がカレンダーを掛け替えていると、壁を突き破って昭和から市郎(阿部サダヲ)がマスター(袴田吉彦さん)と83歳の井上(小野武彦さん)を連れて現れる。井上(83)の技術によって生まれた“タイムトンネル”を使い、再びやってきたのだ。
好きな時代に行けるようになった“タイムトンネル”で、さっそく市郎はキヨシ(坂元愛登さん)を1987年の夏に向かわせ、純子(河合優実さん)とユズル(錦戸亮さん)との出会いを阻止するように指示するが、運命の出会いは避けられなかった。
一方、市郎は“あの日”を思い出し1995年1月、阪神・淡路大震災の前日にいた。「タイムパラドクスは起こさないで」と言う井上(三宅弘城さん)を尻目に、小川家にいる市郎を神戸に連れて行こうとする純子を引き止めるよう、95年の市郎を説得するはずだったが、そこには思いがけない先客が……。
再び2026年――。渚(仲里依紗さん)は報道局に異動になり、政治特番を担当することに。その番組に出演した都議会議員の平じゅん子(江口のりこさん)の発言や政治姿勢に感銘し傾倒していく。しかし、渚が平のことを熱弁すると面倒そうな顔になる秋津(磯村勇斗さん)たち。折しも、八嶋智人(八嶋智人さん)がSNSで政治的発言をして炎上したばかり。渚は「政治の話嫌い? 真面目な話しちゃダメですか?」と、政治について発言してはいけない世間の風潮に怒りをぶちまけるのだった。
その後、平が国政選挙に出馬することになり、他の候補者との公平を期するためという理由でその政治特番が放送できなくなってしまう。それを知った渚は……。
同じ頃、市郎が2036年に行くと、平が総理に推薦されていた。日本初の女性総理が誕生するか……しないか……その瀬戸際で、ある事件が勃発。それは渚にも関わることだった。その未来を知った市郎はとんでもない行動を起こす……!?
孫・渚の未来も娘・純子の未来も守りたい市郎。市郎の暴走の裏には、家族や仲間を想う真っ直ぐな気持ちがあった。時代を超えて試される市郎の決意は、果たして――!?