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原菜乃華:初恋を実らせたメイコ 再会→結婚→出産までスピード展開 「『早い!』ってビックリ」 

連続テレビ小説「あんぱん」で辛島メイコを演じる原菜乃華さん (C)NHK

 NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、ヒロイン一家(朝田家)の三女・辛島メイコを演じている原菜乃華さん。初恋を実らせ、健太郎(高橋文哉さん)と結婚し、母親になったメイコについて「(展開が)『早い!』ってビックリしました」と笑う原さんは、メイコをどのような思いで演じているのか、話を聞いた。

 「あんぱん」は、やなせたかしさん(1919~2013年)と暢さん(1918~1993年)夫婦がモデル。2人が出会い、あらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

 戦前、高知・御免与町に遊びに来た健太郎に恋をしたメイコ。長い間、健太郎をいちずに思い続けてきたメイコにとって、第19週は大きな転換期となった。第92回(8月5日放送)で、メイコは蘭子(河合優実さん)と共に上京し、勤務先のカフェで健太郎と再会。第93回(8月6日放送)では、ついに健太郎に告白し、半年後に2人は結婚。5年の月日が流れた第94回(8月7日放送)では、メイコは2人目の子供を妊娠、出産し……と、かけ足で進む怒涛の展開となった。

 原さんは第19週の台本を読んだときを振り返り、「『早い!』ってビックリしました」と笑う。

 「台本をいただく前に、『メイコ、結婚して子供生まれるよ。しかも2人』と言われて、そんな1週で? この台本1冊で何があったんだろう? っていうくらい、とんでもないペースで進んでいたので驚きでした」

 物語が進む中でストーリーが決まっていったため、原さん自身も台本を読んで初めて展開を知ることも多かったという。

 「もしかしたら東京で歌手デビューするかもとか、いろいろな説があったんです。健太郎さんと結ばれるかどうかも全く決まっていなくて、途中でいろいろ決まったので、私も知らないことばかりでした」

 メイコが健太郎に思いを告げた場面は、原さんにとっても特に印象深いシーンになったといい、「結ばれるまでが本当に長かったなと。思ってきた年数がとにかく長いので、 打ち明けられて良かったねと思いました」としみじみ語る。

 「すごくピュアで純粋な恋にキュンキュンしながらも、温かい涙が出るようなシーンだなと思いますし、メイコの告白を見守っている蘭子姉ちゃん、のぶ姉ちゃん(今田さん)、嵩さん(北村匠海さん)の顔が、本当に親の顔をしていて(笑)。あのシーンはメイコと健太郎だけじゃなく、下で見守っている3人の表情もとっても見どころでしたね。現場でも、3人の保護者感が強いね、面白いねと話題になったシーンでした」

 再会から結婚、出産まで、スピード感ある展開となるため、演じる上で「劇中では描かれていない空白を埋める芝居」を心がけていたという。

 「メイコは結婚前と結婚後でキャラクターやせりふの口調もガラッと変わるので、『この変化、見ている人からしたら唐突だなって思われるのかな』という不安もありました。“みそっかす”だったメイコが、女性として自立して成長していく。その空白の期間、描かれていないところをちゃんと埋められるような芝居ができたらいいなと思いながら演じていました」

 ついに夫婦となったメイコと健太郎。原さんは「メイコと健太郎の雰囲気がとってもよく似てるなぁと思う」と話し、「ふわふわしていて周りを明るくするような、似た者同士の夫婦。2人の温かい雰囲気を作れたらいいなと思います。今後もお楽しみに」とメッセージを送った。

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