NHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、午後8時ほか)の最終回「神の君へ」が12月17日に放送された。同回は「大坂の陣」の終結~主人公・徳川家康(松本潤さん)の最期が描かれたが、千姫(原菜乃華さん)が祖父の家康に、泣きながら夫の豊臣秀頼(作間龍斗さん)の助命嘆願をするシーンは印象的だった。原さんに助命嘆願シーンの舞台裏を聞いた。
ウナギノボリ
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最終回では史実通り、豊臣家を滅ぼした家康。乱世を終わらせるため、孫娘・千姫の必死の訴えにも耳を貸さず、秀頼と茶々(北川景子さん)を救うことはしなかった。
助命嘆願の際の千姫の心情について、原さんは「助けてくれないんだという絶望感、救えない自身への無力感でいっぱいだったと思います」と推し量る。
号泣する千姫が印象的だったが、「涙が止まらなかったです」と撮影を振り返る。
「千姫の思いが爆発するシーンになるので撮影前まではどういう風にやろうかと考えていましたし、すごく緊張していました。ただいざ撮影が始まると、せりふを言うのでいっぱいいっぱいになるくらい涙が止まらなくて。自分でも不思議なのですが泣くことを我慢することができず、お芝居で初めて涙が止まりませんでした。でも、千姫の気持ちに一番近づけた実感はありました」
助命を許さなかった家康への千姫の気持ちを尋ねると「あの瞬間は恨んだと思います」と言う。
「豊臣の妻として生きていくと決めていた千姫だったのですごくつらかったし、おじい様のことを恨んだだろうな、と。でもそういう時代なので、ずっと恨んでいたわけではないのかなとも思います」
インタビュー時、まだ最終回の映像は出来ておらず視聴していなかった原さん。「泣きすぎていて、せりふがちゃんと聞き取れるか心配です(笑い)。大変不安です」と話していた。
最後に、もう一度千姫を演じてみたいか聞くと「そうですね……今回演じていてなかなかにエネルギーが必要だったので……(笑い)」と熟考しながらも「でも、もし機会があればまたやってみたいです」と述べた。
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