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日向亘:日曜劇場に大河ドラマ 「仮面ライダー」後も作品続く19歳が見据える未来 欲が出てきた?「いつか朝ドラにも」

大河ドラマ「どうする家康」で真田信繁を演じた日向亘さん (C)NHK

 松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)で、戦国屈指の人気武将・真田信繁を演じた日向亘さん。日向さんといえば、仮面ライダーシリーズ「仮面ライダーリバイス」などで知られる期待の若手俳優の一人だ。弱冠19歳ながら、日曜劇場や大河ドラマなど「仮面ライダー」後も作品が続く日向さんが見据える未来とは? 今年1年を振り返ってもらうとともに、今後の目標を聞いた。

 ◇この1年間ずっと走り続けてきた気がします

 日向さんは2004年3月18日生まれの19歳。2019年、「ホリプロ」が主催した俳優オーディション「HORIPRO MEN’S STAR AUDITION」でグランプリを受賞すると、2020年のWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-」でデビュー。同年の10月期ドラマ「姉ちゃんの恋人」(カンテレ・フジテレビ系)では、主人公・安達桃子(有村架純さん)の3人の弟のうち、次男の優輝を演じた。

 2021~22年放送の「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系)で、主人公一家=五十嵐家の次男・五十嵐大二(仮面ライダーライブ)を好演し、人気を博すと、続編として、期間限定で劇場公開されたVシネマ「リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ」では、門田ヒロミ(仮面ライダーデモンズ)役の小松準弥さんと共に主演を務めた。

 「仮面ライダー」後に目を向けると、今年1月期の「Get Ready!」(TBS系)で日曜劇場初出演。主人公の天才執刀医・波佐間永介(通称エース、妻夫木聡さん)が率いる“闇医者チーム”の最強ハッカー・白瀬剛人(通称スペード)に扮(ふん)すると、4月期の「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」にも、名門高校に通う医者志望の受験生・江口和真(えぐち・かずま)役で出演。さらに、ダンスボーカルユニット「原因は自分にある。」の大倉空人さんとダブル主演を務めた「君となら恋をしてみても」(MBSほか)、10月期の「うちの弁護士は手がかかる」(フジテレビ系)と連続ドラマへの起用が続いた。

 日向さんも「この1年間ずっと走り続けてきた気がします」と率直な感想を語る。

 「『Get Ready!』に『ペンディングトレイン』、そこからの大河ドラマ。ほかにもいろいろとやらせていただいたのですが、時代を含めて作品の背景や設定、世界観も違う中、それぞれ異なるキャラクターを演じることができて、とにかく経験値が高まったなと思っています。いろいろな人との出会い、再会もあって、本当に恵まれた環境に身をおかせてもらっていると感じますし、その分、毎回いろいろなことをできるだけ吸収して終わりたいという思いもあって。少しずつ成長、変化していくためにも、いつまでも貪欲にいたいなって」

 ◇「日本人なら時代劇を」という思い 演じてみたい役は無限に

 「どうする家康」には8月末から登場。主人公・家康(松本さん)の天下取りに最後まで抵抗する武将の一人として、特に最終盤の「大坂の陣」で活躍を見せた。

 日向さんにとって初の大河ドラマで、肌で感じた“大河らしさ”とは……。

 「細かな史実をもとに全てのキャラクターがしっかりと描かれていて、全員にストーリーがある。そして主演級のキャストの皆様がたくさん出ている。日本のテレビドラマの中で、歴史の長さも含めて、頭一つ抜きん出た作品であることは間違いないですし、特に今回は人気のある戦国を描いていて、これこそが大河ドラマだなっていう印象は受けました」

 時代劇に対しても熱い思いを抱く日向さん。

 「個人的に『純日本人顔』と言われることが多いので。この日本人顔を生かせるものの一つに時代劇があると思うんです。自分の顔の特徴も含めて、『日本人なら時代劇を』という思いは僕の中にもありますし、それが『どうする家康』で一つかなってとてもうれしかったです」

 そんな日向さんが今後、出演したい作品として挙げたのが、NHKの連続テレビ小説。いわゆる「朝ドラ」だ。

 「本当に夢を語りだしたら止まらないですし、出演したい作品、演じてみたい役は無限にあるのですが……。最近、欲が出てきまして、一つ挙げさせてもらうと『朝ドラ』。いつか朝ドラにも、という思いはあります。朝ドラが好きっていうのもありますし、僕が尊敬する先輩で、朝ドラから羽ばたいていった方も多いので。自分でも欲張りだなと思うのですが、かなうならいつかは、と思っています」

 デビュー作から数えて3年。順調にキャリアを積み上げてきた日向さんだが、まだ19歳。この先、どんな活躍を見せてくれるのか、楽しみでしかない。

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