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新空港占拠:残りの「獣」の正体は? 有力候補を紹介

明かされた獣の正体=日本テレビ提供

 櫻井翔さんが主演を務める連続ドラマ「新空港占拠」(日本テレビ系、土曜午後10時)で、空港を占拠した獣の面をかぶった武装集団のメンバー10人全員の正体が2月10日放送の第5話で明らかになった。一方で、「獣」たちの面が十二支になぞらえていることも改めて判明。17日放送の第6話の予告では「新たな獣、判明」とも記され、他にも「獣」がいることが明かされた。残る獣はいったい誰なのだろう。

 ◇残る獣は「犬」と「鼠」

 「大病院占拠」は、色で分けられた鬼の面をかぶった武装集団「百鬼夜行」に占拠された大病院を舞台に、櫻井さん演じる神奈川県警刑事の武蔵三郎が人質を救うために犯人に立ち向かうというストーリー。リーダー格の青鬼を筆頭に、赤鬼、白鬼、黄鬼など10人が大病院に立てこもった。続編の「新空港占拠」でもリーダー格の龍をはじめ、蛇、鶏、牛など“獣”を名乗る10人のテロリストが空港に立てこもっている。

 10日放送の第5話で、リーダー格の「龍」役を髙橋メアリージュンさん、「羊」役を山本千尋さん、「兎」役を安斉星来さんが演じていることが判明。テロリスト全員のキャストが判明した。

 また、同話の終盤に武蔵(櫻井さん)は5年前に空港建設を巡って起きた殺人事件にたどり着くが、事件現場となった神社にあった十二支の面がなくなっていることが発覚。それまでも十二支との共通点が指摘されていたが、改めてその仮説が補強されたことになった。

 ◇「犬」は警察内部の人間?

 ところがテロリストは10人で十二支とは数が合わないことから、面だけ登場した「犬」と十二支の筆頭格ともいえる「鼠」の存在が指摘されている。

 「犬」や「鼠」の正体について考える際に、SNSでは「犬」は警察内部の人間という考察が多い。第5話で和泉さくら(ソニンさん)に疑いを向けるために犬の面を仕込んだ内通者の存在が判明。前回、武蔵のバディーだった相模俊介(白洲迅さん)が内通者の紫鬼だっただけに、ジンクス的な意味でも新たな相棒となった本庄杏(瀧内公美さん)が最有力候補と言わざるを得ない。

 一方、前作で味方だった駿河紗季(宮本茉由さん)、丹波一樹(平山浩行さん)が、本作ではそれぞれ「蛇」「虎」として獣の一員になっていることから、さくらをはじめとした前作のメンバーも含め、他の警察関係者が「犬」である可能性も十分ありえるだろう。

 ◇謎に包まれた「鼠」 「山猫」との関係は

 これまで存在自体もはっきりしていないのが十二支筆頭の「鼠」だ。もし仮に存在するとすれば「SixTONES」のジェシーさん演じる謎の男や、その謎の男と武蔵の妻、裕子(比嘉愛未さん)を窮地に陥れているあやしげな警察官(吉田健悟さん)の2人が有力候補だろう。もっとも空港で人質のふりをしている可能性もある。

 また、獣たちが行方を追っている黒幕「山猫」の存在もポイントになってくる。さまざまな人物を操り、過去の事件の裏で暗躍していることから、ベテランである可能性が高い。猫は鼠からだまされ十二支から漏れたせいで鼠を目の敵にしているとされるが、本作の山猫も鼠と因縁があってもおかしくないだろう。

 一通りテロリストの正体が判明して、物語は次のフェーズに突入した。「犬」「鼠」の候補については既に登場しているキャストであることを前提にしたが、当然のことながらまったくの新キャストである可能性もあるだろう。クライマックスに向けてのさらなる盛り上がりやサプライズに期待したい。

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