阿川佐和子：「陸王」で連ドラ初レギュラー　出演依頼に「青天のへきれき」

　エッセイストでタレントの阿川佐和子さんが、TBS系「日曜劇場」枠で10月から放送されるドラマ「陸王」に出演することが17日、明らかになった。連続ドラマに初レギュラー出演となる。老舗の足袋業者「こはぜ屋」の縫製課リーダー、正岡あけみを演じる阿川さんは「こはぜ屋の作業場で（若手社員の）ヤスをどやしつける場面では、昔よく弟たちをどやしていた時と同じ感覚がよみがえり、自分でも驚くほどのスカッと感！　大いなる人生の苦悩と達成感を同時に味わいつつあります。頑張れ、あけみ！　頑張る佐和子！」と意気込んでいる。

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　また劇中に登場する大手スポーツ会社「アトランティス」の営業部長、小原賢治役に15年ぶりのTBSドラマ出演となるピエール瀧さん、小原の部下の佐山淳司役にTBSドラマ初出演の小籔千豊さん、シューズ調整の専門家「シューフィッター」の村野尊彦役に市川右團次さん、「こはぜ屋」社長、宮沢紘一（役所広司さん）の妻・美枝子役に26年ぶりに同局の連ドラに出演する檀ふみさん。他にも「ヤス」こと「こはぜ屋」の若手社員、安田利充役を内村遥さん、「こはぜ屋」に出入りする「椋鳩通運」の社員、江幡晃平役を天野義久さんが演じる。

　「陸王」は、同局の大ヒットドラマ「半沢直樹」などで知られる池井戸潤さんの同名小説（集英社）が原作。「こはぜ屋」の4代目社長、宮沢紘一が、新規事業としてランニングシューズを開発しようとする……というストーリー。