杉本彩:「フィリップ食べちゃいたい」 “仮面ライダーW”もたじたじ

映画版「仮面ライダーW」の会見に登場した杉本彩さん(前列左端)ら
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映画版「仮面ライダーW」の会見に登場した杉本彩さん(前列左端)ら

 長編特撮映画で史上初の3D上映となる「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」と「天装戦隊ゴセイジャー エピック ON THE ムービー」の製作発表会見が1日、東京都内であり、両映画のキャストが集結した。劇場版「仮面ライダーW」で国際犯罪者を追う特務調査機関員マリア・S・クランベリーを演じる杉本彩さんは、主人公の一人、仮面ライダーWに変身するフィリップ役の菅田将暉さんについて「おびえながら私に接していたフィリップがかわいくて、食べちゃいたかったです」と目を細めていたが、一方の菅田さんは「正直困りました。内心バクバクのシーンもあった」とドギマギしながら照れ笑いを浮かべていた。

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 「仮面ライダーW」は平成ライダーシリーズの最新作で、風車が回る風の町「風都」を舞台に、私立探偵の左翔太郎(桐山漣さん)とフィリップが2人同時にベルトを装着すると合体して「仮面ライダーW」に変身し、怪人との戦いを繰り広げるという物語。映画版では、“最凶”のテロリストライダー「エターナル」に変身する大道克己を人気ロックバンド「SOPHIA」のボーカル、松岡充さんが演じるほか、元格闘家の須藤元気さんも出演する。

 杉本さんは「仮面ライダーがこんなにも進化してスタイリッシュになっているとは知らなかったので本当にびっくり。かっこいいなというのが率直な感想」と話し、3D上映とあって「さらに迫力の感じで大満足。『子供向けの映画だからと遠慮しないで』と監督に言われたので、全開でやらせていただきました。お父さんたちも楽しみにしてほしい」と妖艶(ようえん)な笑みを浮かべていた。

 「ゴセイジャー」は、「スーパー戦隊シリーズ」の34作目で、5人の見習い天使が地球を守るために戦う物語。初めて戦隊シリーズで天使がモチーフとなった。お笑いコンビ「髭男爵(ひげだんしゃく)」の山田ルイ53世さんも、自費で天文研究所を造る博士・天知秀一郎役で出演。映画では、ゴセイジャーを演じる千葉雄大さん、さとう里香さん、浜尾京介さん、にわみきほさん、小野健斗さんのほか、髭男爵のひぐち君、タレントの磯山さやかさんも出演する。

 映画は両作とも8月7日公開予定。全編3Dでの上映が決まっており、大迫力のバトルシーンが楽しめそうだ。(毎日新聞デジタル)

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