山口智充：土曜ワイド劇場に初主演　正義感あふれる検事役

　お笑いタレントの「ぐっさん」こと山口智充さんが「土曜ワイド劇場」（ABC・テレビ朝日系）枠での初主演を務める「京都殺人調書～熱血検事登場！祇園祭殺人事件！届かぬ想いを紡いだ最後の西陣帯～」が8日放送される。納得がいくまで起訴状を書かないという正義感の強い検事、押忍正義（おしのぶ・まさよし）を演じる山口さんは、「押忍と同じで何事も自分で調べないと納得できないタイプ」と自身を分析。「自分にとってやりやすい役だと感じています」と手ごたえを感じているようだ。

ウナギノボリ

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　ドラマの舞台は京都。京都地検に配属され妻の真里子（中越典子さん）とともに故郷の京都に帰ってきた捜査検事・押忍正義（山口智充さん）が、母親の貴子（野川由美子さん）と3人で西陣帯の老舗「菊田帯」の新作帯の展示会を見学した翌日、「菊田帯」の主の菊田道夫（山本圭さん）が階段から転落死する。この事件が押忍の京都での初仕事となるが……という内容。過去に体験した事件のショックで言葉を失った真里子役の中越さんが披露する手話も見どころの一つだ。

　また、仕事上の“女房役”星野事務官を演じる石倉三郎さんとの共演を一番楽しみにしていたという山口さんは「思った以上にステキな方で、今回は一緒のシーンも多く、現場に石倉さんがいらっしゃるだけでワクワクしました」とコメント。「普段は石倉さんと2人でふざけて遊んでいますが、本番になると、グッとマジメになる自分も結構好きだったりするんです。本当は、ドラマでコミカルにやるのは、あまり好きではないんですよね」と明かしている。

　ドラマ「京都殺人調書～熱血検事登場！祇園祭殺人事件！届かぬ想いを紡いだ最後の西陣帯～」は、ABC・テレビ朝日系で8日午後9時～10時51分放送。（毎日新聞デジタル）