林遣都：大阪で電車移動も気づかれず

　俳優の林遣都さんがこのほど、大阪・うめきたの複合施設「グランフロント大阪」であったNHK木曜時代劇「銀二貫」（NHK大阪）のスペシャルトークステージに共演者の松岡茉優、風間俊介らと登場。「今日のイベントに遅れそうになり、電車にひとりで乗って移動してきました。（なのに）誰にも、なんにも言われなくて……」と語ると、松岡さんらは「ちゃんと『へぇ』って言いました？」とツッコミ。前掛け姿でちょんまげじゃないとダメだと集中砲火を浴びて笑いを誘った。

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　「銀二貫」は「大阪の本屋と問屋が選んだ　ほんまに読んでほしい本」を選ぶ「Osaka Book One Project」の第1回受賞作である高田郁さんの同名小説が原作。江戸時代の大坂・天満を舞台に、あだ討ちで武士の父を亡くした松吉（林さん）が、寒天問屋の丁稚（でっち）となり、商人として成長していく姿を描いている。あだ討ちをする建部玄武を風間さん、得意先の料理屋の娘で松吉との淡い恋が描かれる真帆を松岡さんが演じている。

　林さんは、第8回で放送される松吉と玄武が直接対峙（たいじ）するシーンに触れ「記憶に残るシーンになっています」とコメント。一方の風間さんは「銀二貫という話の出発点と終着点みたいなところです。そこで新たに松吉がどんな男になっていくのかということなので、楽しみにしてください」とアピールした。イベントでは、劇中曲を担当しているサキタハヂメも登壇し生演奏を披露した。