CROSS GENE：日・中・韓の6人組ユニット　フェスデビューで2万人魅了

　日本、韓国、中国出身の男性6人組ユニット「CROSS GENE（クロスジーン）」が19日、つま恋（静岡県掛川市）で開催された野外音楽イベント「Amuse Fes 2014　BBQ in つま恋～僕らのビートを喰らえコラ！～」のオープニングアクトとして出演し、約2万人の観客を魅了した。フェスに出演するのは初めてという同ユニットの日本人メンバーのタクヤさんは「大きな舞台に呼んでいただいて光栄。まだ僕たちのことを知らない人もたくさんいたと思うけれど、盛り上がってくれて一緒にライブを楽しめたのがうれしかった。これを機に僕たちのことを知っていただけたら」と語った。

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　「Amuse Fes 2014　BBQ in つま恋」は、ポルノグラフィティを中心に、芸能事務所「アミューズ」の人気アーティストが毎年行ってきたバーベキュー（BBQ）大会が発展する形で昨年誕生し、今回で2回目を迎える。イベントには、ポルノグラフィティやPefumeら総勢13組35人のアーティストが出演し、ときには雷を伴った雨が降りしきる中、歌やパフォーマンスを披露した。

　CROSS GENEはタクヤさん、韓国出身のセヨンさん、シンさん、サンミンさん、ヨンソクさん、中国出身のキャスパーさんからなる6人組ダンス・ボーカルユニットで、2012年6月に韓国で、2013年3月に日本でデビューを果たした。

　約2万人を前にしたステージにサンミンさんは「このような大舞台に立つのはめったにないのでプレッシャーだったのですが、楽しめてよかった」、シンさんは「尊敬していた先輩と同じ舞台に立ったことは本当に光栄」、ヨンソクさんは「多くのファンの方々に聴いてもらうことができたのでありがたい」、セヨンさんは「エネルギーを発揮することができた」とそれぞれコメントした。キャスパーさんは「今回はサブステージだったので次はメーンステージでやりたい」とさらなる意欲を語った。

　また、アミューズ所属のアーティストが一堂に会したイベントで、ヨンソクさんは「リハーサルの際、ポルノグラフィティの2人に『大丈夫？』と声を掛けていただいて感動した」、セヨンさんは「（パフォーマンスが終わって）舞台から下りてきたときにすべてスタッフさんとアーティストさんが温かく迎えてくれてうれしかった」と他のアーティストの交流も楽しんだようだった。今後の目標についてタクヤさんは「8月には夏フェス『a−nation』や『SUMMER SONIC』の出演も決まっている。アジアに向けて活動の幅を広げていきたい。より大きな舞台を目指したい」と意気込みを語った。