Nのために:原作者・湊かなえがロケ現場訪問 榮倉を激励

連続ドラマ「Nのために」のロケ地を訪問した湊かなえさん(右から2人目)と、出演者の(左から)窪田正孝さん、榮倉奈々さん、三浦友和さん=TBS提供
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連続ドラマ「Nのために」のロケ地を訪問した湊かなえさん(右から2人目)と、出演者の(左から)窪田正孝さん、榮倉奈々さん、三浦友和さん=TBS提供

 小説家の湊かなえさんがこのほど、自身の小説が原作で榮倉奈々さんが主演する10月スタートの連続ドラマ「Nのために」(TBS系)の瀬戸内海の小豆島で行われた撮影現場を訪問したことが22日、明らかになった。湊さんは榮倉さんと取材に応じ、「(主人公の)希美は誰よりも強くて、誰よりも弱い女性。榮倉さんはどちらの面も見せてくれる女優さんだと思っているのでうれしかったです」と激励。榮倉さんは「その言葉を信じて、頑張っていきたいと思います」と喜んだ。

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 湊さんは、榮倉さん演じる高校時代の希美と、窪田正孝さん演じる同級生の成瀬が暮らす架空の島で行われた祭りのシーンの撮影を訪問。「とても幸せなシーンを見させていただいて、その場面がすごく幸せに見えた分、この先の展開が……」と感想を述べた。

 この日は、湊さん、榮倉さんのほか、窪田さん、元警察官役の三浦友和さんも取材に応じた。ともに20代半ばの榮倉さんと窪田さんは、高校生役を演じることに不安があったというが、三浦さんから「高校生に見えるよ!」とお墨付きをもらい、ともに「頑張ります!」と意気込んでいた。

 ドラマは、瀬戸内海の美しい島から始まる15年間の純愛ミステリー。ある殺人事件をめぐり、イニシャルに「N」が付く登場人物たちがどのように出会い、誰を愛し、どんな罪を犯したのかを描く。榮倉さんは“ある計画”を立てたことで、セレブ夫妻の殺人事件に関わる希美役で、高校生から32歳までの幅広い世代を演じる。希美と同じアパートの住人で賀来賢人さん、小出恵介さん、事件を独自に追う元警察官役で三浦さんが出演する。10月17日から毎週金曜午後10時に放送。初回は15分拡大版。

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