橋爪功&名取裕子:テレ朝木曜ミステリー「最強のふたり」でW主演

ドラマ「最強のふたり~京都府警 特別捜査班~」でダブル主演する橋爪功さん(右)と名取裕子さん=テレビ朝日提供
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ドラマ「最強のふたり~京都府警 特別捜査班~」でダブル主演する橋爪功さん(右)と名取裕子さん=テレビ朝日提供

 テレビ朝日のドラマ枠「木曜ミステリー」の人気シリーズ「京都迷宮案内」「京都地検の女」でそれぞれ主演を務める俳優の橋爪功さんと女優の名取裕子さんが、7月に同枠でスタートする連続ドラマ「最強のふたり~京都府警 特別捜査班~」にダブル主演することが19日、明らかになった。橋爪さんは一度退職した嘱託刑事役、名取さんはバリバリの新人女班長役で、二つのルートから事件を解決する新スタイルのミステリードラマに挑む。

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 橋爪さんは、1999年放送の第1シリーズから2008年の第10シリーズ(第6シリーズから「新・京都迷宮案内」のタイトル)まで放送された「京都迷宮案内」で、新聞記者・杉浦恭介役で主演。名取さんは2003年放送の第1シリーズから2013年の第9シリーズまで放送された「京都地検の女」で、“主婦の勘”を武器に真相を解明する検事・鶴丸あや役で主演した。2人は、互いのドラマにそれぞれの役柄でゲスト出演したこともある。

 今回のドラマは、特別嘱託刑事として捜査1課に戻ってきた東雲尋八(橋爪さん)と、捜査1課に配属されたばかりの現役バリバリの女班長・夏木朝子(名取さん)が、京都で起きる難事件に立ち向かう物語。長年の捜査活動で培った多くの情報源を持ち、外のネットワークをフル活用した“脇道捜査”を行う東雲と、署内の味方を自在に使った“王道捜査”を行う朝子が、真逆の捜査手法で解決していく。和田正人さん、酒井美紀さん、田中要次さん、柳ゆり菜さんらも出演する。

 橋爪さんは「僕も彼女もせっかちで瞬発型。だから掛け合いも息が合って、テンポ感が心地よいんです」と名取さんとの共演を喜び、「『最強のふたり』も長い目で見ていただければうれしいですね。まあ10年も20年も続けていたらボクも死んじゃうだろうけど(笑い)、元気なうちはやりたいと思っています」と意気込みを語った。

 一方、名取さんは橋爪さんについて「ちょっと枯れた味わいの橋爪さん。深く静かにしたたかに、人間をみつめ、事件を解決していくところは、まさに東雲刑事そのもの」と表現し、「脚本の裏の裏まで読み込み、さらりと確実に演じる姿はまさに神業。女優として目が離せない大先輩です」とコメントしている。ドラマは7月スタートで、毎週木曜午後8時放送。

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