坂本龍一さん:生前愛した札幌の音楽スタジオ 共に「UTAU」録音の大貫妙子が再訪し、思い出語る NHKで10日放送

5月10日放送の「北海道道~“教授”の愛したスタジオ~」に出演する大貫妙子さん(中央) (C)NHK
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5月10日放送の「北海道道~“教授”の愛したスタジオ~」に出演する大貫妙子さん(中央) (C)NHK

 昨年3月に71歳で死去した音楽家・坂本龍一さんが愛した札幌の音楽スタジオ「芸森スタジオ」にスポットを当てた番組「北海道道“教授”の愛したスタジオ~」が、5月10日午後7時半からNHK総合(北海道ブロック)で放送される。坂本さんと30年以上の長きに渡り、共に音楽を作ってきた大貫妙子さんがスタジオを再訪。在りし日の坂本さんの思い出を語る。

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 大貫さんは2010年、坂本さんと2人だけで「ピアノと歌のみ」のアルバム「UTAU」をレコーディングすることになり、芸森スタジオで寝食を共にした。その約10日間の経験は、特別なものだったといい、「坂本さんは自分のパートを録り終えると、ハンモックで昼寝をして、すごくリラックスしていました」と語る。

 大貫さんもまた、このスタジオで静かに流れる時間をこよなく愛し、その後、何度も訪れているという。番組では「UTAU」の収録曲「夏色の服」を披露する。

 芸森スタジオの創設には「ビートルズ」のプロデューサー、ジョージ・マーティンが深く関わっていて、同地で楽曲を制作した4人組バンド「Official髭男dism」の藤原聡さん、菅田将暉さんらがスタジオの魅力を語るインタビューも紹介される。

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